旅の日記

1976年北海道<あかしあ丸、礼文島、阿寒湖、オンネトー、足寄、積丹半島>

1976年8月18日~8月30日 12泊13日

今回は、昨年礼文島の民宿「たんぽぽ」に宿泊した仲間たちが、日時を示し合わせて集まることになり、この日程になりました。今回初めて会うメンバーも数人います。お尻は前期試験が始まるので延ばすることもできないため短めになりました。

(この直前の7月21日から8月5日まで15泊16日で九州を旅しています)

北海道周遊券

北海道周遊券

今回は車での移動も事前に分かっているので周遊券を買うのを躊躇いましたが、結局は購入しました。

8月18日(1日目)
大阪08:25 ⇒ 米原10:17 快速(1736M) 東海道本線
米原10:20 ⇒ 大垣10:56 鈍行(590M)  東海道本線
大垣10:58 ⇒ 名古屋11:38 快速(3132M) 東海道本線

名古屋で一宮の友人<四つ目>と合流して、茅野に住む友人宅へ向かいました。

名古屋13:05 ⇒ 塩尻16:09 急行「きそ2号」(803M) 中央本線
塩尻16:12 ⇒ 茅野17:19 急行「アルプス5号」(1412M) 中央本線

茅野駅で本日お世話になる友人<カビパン>にピックアップしてもらい、友人宅へ移動。別行動で
滋賀の<マコちゃん>と岐阜の<トキちゃん>2人が車で友人宅に合流しました。

<茅野のカビパン宅泊>

8月19日(2日目)
茅野 ⇒ 新潟 時間不詳  マコちゃんの車で移動
新潟13:30 ⇒     新日本海フェリー「あかしあ丸」

新潟・小樽フェリー「あかしあ丸」乗船券

「あかしあ丸」2等乗船券

新潟港から「あかしあ丸」に乗船し、一路小樽港に向かいます。

新日本海フェリー「あかしあ丸」甲板

「あかしあ丸」の甲板に夕刻近くに撮影

<船中泊>

8月20日(3日目)
⇒ 小樽10:00      新日本海フェリー「あかしあ丸」
小樽⇒稚内 時間不詳  マコちゃんの車で移動

稚内の民宿「大和荘」で、昨年違う時期に長期連泊者となっていたメンバーで、神戸の<タマキリ>(出身は新居浜)、埼玉の<スッポン>、三鷹の<くみとり>(出身は新潟)の3人と初めて会い合流しました。マコちゃんだけが全員を知っています。

<民宿「大和荘」泊>

8月21日(4日目)
稚内07:40 ⇒ 香深10:10  東日本海フェリー

四つ目、スッポンと3人で朝一番のフェリーに乗り礼文島に入りました。後の4人は別行動です。

<民宿「たんぽぽ」泊>

8月22日(5日目)

礼文島:三角山頂上

午前中は、四つ目、スッポンと昨日からたんぽぽに泊まりに来ている、あっちゃん、しのぶちゃんの5人で、三角山、たんぽぽヒル(たんぽぽが名付けた、レブンウスユキソウ、レブンアツモリソウなどの高山植物を鑑賞できる隠れスポット)に行きました。

三角山頂上

午後からは、1日遅れで礼文島に入ってきたマコちゃん、トキちゃんと先の5人に、ヘルパーのJUNを加えた8人で礼文の石油王<かずはる兄さん>に車を出してもらい島内観光に出ました。
自衛隊基地近くまで行き、そこからなら九種湖全体が眺望できます。この辺りから見渡す景色は爽快で金田ノ岬、スコトン岬、お隣にある利尻島などが見渡せます。

九種湖

背景は礼文島:九種湖北海道:礼文島

利尻富士(利尻島)        スコトン岬の先端

礼文島九種湖辺りから見える利尻富礼文島:スコトン岬先端

<民宿「たんぽぽ」泊>

8月23日(6日目)

この日の午前0時「たんぽぽ」を出発して、礼文島一周に向かいました。今(2016年)と違って道路事情は悪いですが、逆に限りなく海岸線を歩くこともできましたから、本当に外周の一周で20時間コースと名付けられています。
私は昨年に続き2度目ですが、今回のメンバーはスッポン、四つ目と新しく加わったメンバーでドロパン、そして昨日一緒にたんぽぽヒルなどに行ったあっちゃんとしのぶちゃんの6人です。この中でスッポンも2度目の礼文島一周で、しかも彼は昨年1人で歩き15時間ほどで回ってきています。

夜明け頃(4時半頃)に金田ノ岬に到達し、スコトン岬には7時頃に到着しました。

スコトン岬

礼文島:スコトン岬ここから先は時間経過がほとんど分かりませんが、アクシデントがあり8時間コースを10時間近くかけて歩いています。途中であっちゃんが足を痛めてしまい、足場の悪い場所ではスッポンに背負われながら歩いていたためですが、元地まで何とかたどり着きました。あっちゃんはここで離脱し、迎えを頼んでおいた「たんぽぽ」の車で一足先に帰りました。元地には17時前に到着しました。

礼文島:ゴロタ岬

ゴロタ岬
元地灯台

礼文島:元地灯台

礼文島一周ゴール前

残った5人で遅れを取り戻すために先を急ぎ、宿泊者全員のお出迎えを受けて無事に「たんぽぽ」に帰り着きました。時間は20時半を回っていました。
礼文島一周ゴール後記念撮影

戻ってきたら、稚内の「大和荘」で別れて行動していた、タマキリとくみとりも来ており、へとへとにはなっていましたが、いつものように宴会が始まりました。

<民宿「たんぽぽ」泊>

8月24日(7日目)

礼文島:たんぽぽ前

一夜明けて、今日は民宿「たんぽぽ」前の海に入って水遊びですが、流石にもう水は冷たいです。水着も持ってきてないのでパンツを2枚はいて潜って貝を取り、岸壁で暖を取るのも兼ねてBBQの始まりです。19760824 礼文島:たんぽぽ前礼文島香深港見送り風景15:40の船で、マコちゃんとトキちゃんが一足先に島を出ていきました。

<民宿「たんぽぽ」泊>

8月25日(8日目)

今日、マコちゃんとトキちゃんを追うように、なおみちゃん、くみとり、タマキリ、カビパン、スッポン、四つ目とあっちゃん、しのぶちゃんらと総勢9名が10:40の船で島を出ました。
礼文島:たんぽぽ前

出発前の集合写真

香深10:40 ⇒ 稚内13:10  東日本海フェリー
稚内13:31 ⇒ 名寄18:13  鈍行(344D) 宗谷本線
名寄18:30 ⇒ 旭川19:55  急行「なよろ2号」 宗谷本線

旭川で、あっちゃんとしのぶちゃんは、L特急「いしかり」に乗り札幌に帰っていきました。残った7人は、夜の急行「大雪5号」の時間まで、ご飯を食べて、パチンコをして、喫茶店で時間を潰しました。

8月26日(9日目)<車中泊>
旭川01:00 ⇒ 美幌06:58  急行「大雪5号」(517) 石北本線
美幌07:25 ⇒ 北見相生08:33  鈍行(723D) 相生線(廃線)
北見相生 ⇒ 阿寒湖 時間不詳  ヒッチハイク
阿寒湖 ⇒ オンネトー 時間不詳  ヒッチハイク
阿寒湖

北見相生から、目的地「オンネトー」(取りあえ北海道:阿寒湖ずは、野中温泉YHがいったんのゴール)まで3班に分かれてヒッチで誰が早く着くか競争することになり、なおみちゃん、タマキリ、カビパンの3人組とスッポンと四つ目のペア、そして私はくみとりと組みました。一番最初に我々が車を捕まえましたが、「阿寒湖」に行く車だったので思案しましたが、車の通行量もほとんどなかったので、みんなすぐには拾えないだろうと判断し、あまり早く目的地についても仕方がないので、「阿寒湖」まで乗せてもらいました。

「阿寒湖」からも乗せてもらえる車をすぐに見つけて、オンネトーの入口まで乗せてもらいました。

オンネトー

目的地の野中温泉YHに着くと、意外にも皆すでに着いていて、北海道:オンネトーそれぞれ「阿寒湖」に向かったとのことでした。私とくみとりも「阿寒湖」に引き返そうと、道道664号線を「阿寒湖」方面に乗せてもらえるを探しながら歩いていると、「阿寒湖」方面から見たことのある車が走って来ます。そうです、マコちゃんの車です。車を停めると、マコちゃんとトキちゃんは乗っていて当然ですが、スッポンと四つ目も乗っています。2人も偶然にマコちゃんたちに出会い、「阿寒湖」まで行かずに乗ってきたのです。マコちゃんの車はベンチシートのスカイラインなので6人乗れます。我々2人も乗せてもらい「オンネトー」まで一足先に行きました。

この間、四つ目がMちゃんの車で「阿寒湖」に行った3人を迎えに行きました。

この後、マコちゃんたちは、野中温泉YHには泊まらずどこかに消え去り、私とカビパン、スッポン、タマキリの4人はオンネトーを一回りしましたが、なおみちゃん、くみとり、四つ目は先にYHに戻りました。

<野中温泉YH泊>

8月27日(10日目)
オンネトー ⇒ 帯広 時間不詳 ヒッチハイク

今日の最終目的地は札幌ですが、ここから札幌までのヒッチは難しいだろうということで、帯広までヒッチで行くことになりました。今回も3班に分けましたが、今回は私となおみちゃん、スッポンの3人、残りの組み合わせは忘れましたが、カビパンと四つ目、くみとりとタマキリの組み合わせだったと思います。

北海道:足寄駅前
我々が最初に乗せてもらえた車は「足寄」まで乗せてもらいました。次に止めた車は札幌まで帰る車で、最終目的地は札幌なのでそのまま乗せてもらいたかったのですが、「帯広」で集合する約束になっていたので「帯広」で降ろしてもらいました。

足寄駅

1976年8月27日撮影

帯広13:29 ⇒ 札幌17:55  急行「ニセコ2号」(404D)根室本線・函館本線

無事に全員がそろい、急行「ニセコ2号」で札幌に入りました。

<札幌市立ライオンズYH泊>

8月28日(11日目)

北海道:積丹半島

この日、それぞれが別行動になりましたが、私とタマキリ、くみとりの3人は「余市」のニッカ工場に行き、その後積丹半島に向かいました。
「余市」から「余別」まではまたヒッチでした。
なおみちゃんは別行動だったのですが、彼氏と積丹半島に来ていて偶然に出会いました。

札幌12:20 ⇒ 余市13:19  急行「いぶり・らいでん2号」(904D)函館本線
余市 ⇒ 余別 時間不詳  ヒッチハイク

<積丹YH泊>

8月29日(12日目)

「余市」までは再びヒッチで戻りました。私は、前期試験が始まるのでもう帰らないと行けないので、札幌で2人と別れました。

余別 ⇒ 余市 時間不詳  ヒッチハイク
余市13:05 ⇒ 札幌14:10  急行「らいでん2号」(903D) 函館本線
札幌23:05 ⇒        急行「ニセコ51号」(8108) 函館本線

<車中泊>

8月30日(13日目)
⇒ 函館04:50        急行「ニセコ51号」(8108) 函館本線
函館05:05 ⇒青森08:55   青函航路
青森09:15 ⇒ 上野17:44  特急「はつかり3号」(24M) 東北本線
上野 ⇒ 東京  時間不詳  山手線
東京19:36 ⇒ 新大阪22:46  東海道新幹線

青森から上野までの車内発行特急券

車内発券の特急券

青函連絡船に乗ろうと思うと、また偶然になおみちゃんと再会し、もともとは青森12:58発の「きたぐに」で大阪に帰るつもりでしたが、一緒に東京まで帰ることになり、急きょ特急「はつかり3号」に乗り東京まで帰りました。なおみちゃんと別れて、そのまま新幹線で大阪まで帰ってきました。予定より約10時間早く帰ったことになります。「きたぐに」に乗っていれば翌朝08:27に大阪着です。
これで12泊13日の日程を終えました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です