12月2日<2日目>(2)
「惠化」 ⇒(4号線) 「東大門」 ⇒(1号線) 「鐘路3街」
次に、世界遺産の「宗廟」に行くための移動しましたが、入場時間が決められており、日本語ガイドの時間に5分ほど遅れて着いたので、1時間後で仕方がないと思い、取りあえず入場券を買い求めに行ったら、ハングルなので言葉では分かりませんが、態度で「さっき入ったところなので、この時間で回ればよい」と言うような感じで連れて行かれて合流が出来ました。シリーズ510万部突破!旅の指さし会話帳
<宗廟>:世界遺産
同じ時間で、東京・横浜から来ている母娘と、アメリカからの留学生と一緒に回ることが出来ました。アメリカからの留学生は帰りの飛行機の時間もあり、日本語の勉強も兼ねて、敢えて日本語ガイドの時間を選んだとのことでした。
「斎宮(チェグン)」
斎室(ジェシル)、御粛室(オスッシル)とも言われ、王と皇太子が祭祀前日に身と心を清めた場所。北側の建物(御斎室、オジェシル)には王が、東側の建物(世子斎室、セジャジェシル)には皇太子が滞在しました。また西側の建物は「御沐浴庁(オモギョッチョン)」といい、ここで入浴し身を清めました。(※1)
「宗廟:正殿(チョンミョン:チョンジョン)」
宗廟の中心をなす建物で、最も西側に安置された太祖をはじめ、道徳に適った政治を行なったとされる19人の王とその王妃の位牌、計49位が安置されています。位牌が新たに安置されるたびに増築が重ねられ、単一の木造建築物としては世界最長(総101m)を誇っています。
位牌が安置された各部屋の扉「板門(パンムン)」は、祭礼儀式の時以外は堅く閉じられていますが、表面をよく見ると所々隙間がある造りになっています。これは魂が自由に出入りするためであるとともに、内部の湿度を調節するためでもあります。(※2)
「外門」から入ると続く「三道」と呼ばれる道の木々で見つけた野生のリスです。
最後にガイドさんと記念撮影をして、「宗廟」の見学を終えました。
アメリカからの留学生は、飛行機の時間がギリギリなためにすぐに空港へ向かいました。
次は「景福宮」に行く予定にしていましたが、先ず昼食を食べようと「宗廟」を出て飲食店を物色していたら、見学を一緒にしていた母娘から「お昼一緒に行きませんか?」と声をかけられたので一緒に食事をすることにしました。
娘さんは、ソウルに友人がいるので年に数回はソウルに来るようで、お母さんは、今回は娘さんと一緒に旅行を楽しむために来られたとのことでした。娘さんが「仁寺洞」にある、全州ビビンバの店「古宮:仁寺洞店」に案内してくれました。
「全州伝統ビビンバ」(₩11,000)を注文し美味しくいただきました。店を出て、私は「景福宮」に、母娘は「仁寺洞」界隈でのショッピングにとお別れをしました。
<景福宮>
「景福宮」の正面入り口になる「光化門」です。
「景福宮」でも日本語ガイドはあるのですが、自由に入れるので、ガイドが必要なければいつでも入れます。
門をくぐって入ったところの「興礼門広場」で、ちょうど「王宮守門将交代儀式」が行われており、時間を計って行ったわけではないのでラッキーでした。1日2回行われています。
「勤政門」
この門の先に「勤政殿」があります。
「勤政殿」
ここが「景福宮」の本殿になります。
「勤政殿」の内部ですが、正面が玉座です。
<慶会楼>
「慶会楼」は池に浮かぶ2階建ての楼閣で、国に祝い事などがあった時に、宴を催す場所です。事前予約をすることで、観覧することができます。
「景福宮」の案内板 「清●(言ベンに蕪)楼」
「財政門」
同じ敷地の中にありますが、こちらは「国立民族博物館」です。閉演時間(冬場は16時までに入場)に間に合わず、入れませんでした。
「光化門」 ⇒ 「東大門歴史文化公園」 地下鉄5号線
「東大門」で「トッケプルコギ」というお店で夕食を取りましたが、オーナーは日本語が堪能です。少し話をしていたら、「サービス」といって「豆腐チゲ」も出してくれました。副菜も多くて、どれも美味しいのですが、「豆腐チゲ」もあり、キムチとチョレギサラダをお替りしただけで、お腹はいっぱいになりました。もちろん肉は2人前です。₩20,700で大満足です。
この後、マッサージを受けて23時半ごろに宿に帰りました。
「東大門歴史文化公園」 ⇒ 「鐘路3街」 地下鉄5号線
※1、※2 韓国KONEST様の説明文より引用させていただきました。
12月3日<3日目>(1)に続く