2017年3月26日(日)
小中校時代の幼馴染3人と世界遺産である比叡山延暦寺に行ってきました。延暦寺は大きく分けて東塔、西塔、横川エリアに分かれており、全エリアを回るつもりでしたが、朝の出発が自分の都合で遅くなったので、東塔エリアしか参拝できませんでした。他の3人には申しわけなかったです。
京阪電車全線、叡山電車(出町柳~八瀬比叡山口)、叡山ケーブル・叡山ロープウェイ・坂本ケーブルの全線、比叡山内シャトルバス(京阪バス・京都バス)、江若バス(京阪坂本駅前~ケーブル坂本駅)、京都地下鉄(三条京阪~御陵)の各線が乗降自由で、さらに延暦寺の巡拝料がセットになった<世界遺産:比叡山延暦寺巡拝チケット>(3,300円)を購入して出発です。
「出町柳」駅から<叡山電車>に乗り換えて、先ずは比叡山の入り口「八瀬比叡山口」駅に出ました。
ここから、叡山ケーブルと叡山ロープウェイを乗り継いで比叡山山頂を目指します。
叡山ケーブルの所要時間は約9分で、中間点(中間点のみ複線)で下りとすれ違います。ぶつかることはことはないでしょうが、線路は単線なので出発するタイミングとスピードが違えば、正面衝突します。
また、高低差は561メートルあり、ケーブルカーでは日本一の高低差です。
興味のある方は、<ケーブル八瀬>駅から<ケーブル比叡>駅までの車窓の動画をこちらから観ることが出来ます。
ロープ比叡の駅前には<かわらけ投げ>(開運や駆除)があり、前方に見える輪っかに通ればいいようですが、やりませんでした。ちなみに3枚で100円ですから安いと思います。
空模様は怪しく、雲がかかっていますのでロープウェイ比叡山頂駅からの眺めもすっきりとはいきませんでした。
ロープウェイの比叡山頂駅の外観は駅のようには見えません。
今年の春は、気温がなかなか上がらずに冷えますが、下では寒いとは感じませんでしたが、ここ山頂までくると日差しもないので気温は一気に下がっており、バスを待つ間に身体が冷えてしまいました。
ここ比叡山頂駅からはバスで延暦寺バスセンターまで歩いても10分かからない距離ですが、バスで東塔エリアに向かいました。
このバスセンターから西塔や横川へのバスが出ています。奥に見えるのは建物にそば屋、土産物屋があり、この建物を抜けると延暦寺東塔の入り口になります。
比叡山延暦寺:東塔エリア
東塔エリアへの巡拝受付の入り口は3か所ありますが、ここはバスセンターからの入り口です。この辺りで雨がぽつぽつと降りだしましたが、大講堂を参拝して出てくると傘が必要なほどに振り始めてきました。
<鐘楼>
大講堂(大日如来)の横にある鐘楼ですが、大講堂の画像はありません。
<根本中堂(総本堂)>(薬師如来)
平成28年(2016年)から大改修が始まっており、改修が終わるのは10年後です。改修工事中ですが、中に入ることはできます。
<文殊楼>(文殊菩薩)
文殊楼も中に入れますが、上に上がる階段は限りなく垂直な階段で、まるで梯子です。ロフトに上がる、天井から降りてくる階段よりもきついと思います。
この階段を昇っていくと、<阿弥陀堂>と<東塔>があります。
<阿弥陀堂>
ちょうど読経をされていましたが、中に入ることはできます。しばらく読経に耳を傾けておりました。
<東塔>
<戒壇院>
この後、<西塔エリア>に向い、さらに<横川エリア>に行く予定でしたが、帰りのバスがなくなるので、今回は<東塔エリア>だけの参拝になってしまいました。
帰りは、坂本側に降りるために坂本ケーブルの<ケーブル延暦寺>駅に向かいました。
坂本ケーブルは1927年の創業で、全長が2,025メートルある日本一長いケーブルカーです。90年前の創業時に建てられた駅舎は、ケーブル坂本駅とともに、国の登録有形文化財に指定されています。
気温もかなり下がっており、構内の待合室はストーブがたかれていました。
京阪電車石山坂本線で<浜大津>まで出て、京阪電車京津線に乗り換え、相互乗り入れしている地下鉄<三条京阪>まで出て帰路に着きました。