桂浜・高知城・足摺岬・竜串・宇和海・宇和島城・佐田岬半島(佐田岬)周遊
5月25日(木)・26日(金)の1泊2日で、高知と愛媛を旧友と車で回ってきました。主な訪問先は、桂浜、高知城、四万十川、沈下橋、足摺岬(四国最南端)、ジョン万次郎生家、竜串、宿毛、宇和海展望タワー、紫電改展示館、宇和島城、佐田岬半島、佐田岬(四国最西端)です。
2017年5月25日(木)
朝4時30分に家から15分ほどのところでピックアップしてもらい、淡路島を経由して高知を目指しました。最初の訪問地は桂浜です。桂浜には9時頃に到着しました。
桂浜
朝でかけるとき、大阪では強めの雨が降っていましたが、次第に雨脚は衰え、桂浜に着いた頃には小雨になっていましたが、空はまだ雨雲が覆っていて、どんよりとした空模様です。
坂本龍馬像
偶然にも、期間限定(2017年4月1日~5月28日)の展望所が仮設で出来ており、入るのに100円かかりますが、龍馬像の頭の位置を同じ目線で見ることが出来ます。ただ、仮設の施設なので雨で濡れており足元が滑りやすかったです。写真を見ていただければ分かると思いますが、工事現場の足場をイメージしてもらうと分かりやすいです。
時間は9時過ぎですが、朝から多くの観光客が来ていました。
桂浜には龍馬像見学も含めて1時間弱の滞在で、次に高知城に向かいました。
高知城(国宝)<別名:鷹城>
高知城に入る前に、軽く朝食を取り高知城には10時40分頃に到着しました。この頃には、雨はすっかりあがっていました。
追手門を入る前に初代土佐藩主の
「山之内一豊」
像が建てられています。
追手門を抜けると、「板垣退助」像、
「山之内一豊の妻」
像が建てられています。
追手門前には「国宝高知城」の碑が建っており、ここから塀越しに天守閣の一部を見ることが出来ます。
現存する12の天守閣のひとつ、高知城の天守閣です。
天守閣からの眺望です。
1時間ほどの見学で高知城を後にして、次は四万十川を目指しますが、途中にある「道の駅なぶら土佐佐賀」にて昼食を取ることにしました。ここには13時少し前の到着です。
「なぶら」は、釣りをする方ならご存知の現象である、小魚を追い回すカツオなどの群れに小魚が水面を飛び回りバシャバシャしている状態です。さらにカモメなどが飛んで来れば、そこは絶好の漁場になるんですよね?釣りをしないので説明が間違っていたらごめんなさい。
カツオのたたき定食ですが、大阪で食べるのとは味が違います。寄り道して食べる値打ちはあります。
食事の後、四万十川に向かい一番近い沈下橋である、佐田の沈下橋(今成橋)に向かいました。
佐田の沈下橋(今成橋)
佐田の沈下橋には14時40分ごろに到着しました。
雨のせいか、川の水は若干濁っているように見えましたが、川底は十分に見ることが出来ます。この辺りは浅いですが・・・。
次は足摺岬を目指します。
足摺岬(四国最南端)
足摺岬には16時10分頃に到着しました。四国最南端の地です。
太平洋を眺めながら立っている像は「ジョン万次郎」像です。
ここ足摺岬には、第38番札所の「金剛福寺」もあるため、観光客のほかお遍路さんも大勢来られていました。
40分ほど滞在して、この後、ジョン万次郎(中浜万次郎)生家を訪問しました。
ジョン万次郎(中浜万次郎)生家
こちらには17時過ぎに到着しましたが、細い路地を入っていくので、車はその手前で停めさせてもらえます。
最初に、万次郎のお母さんの家の前を通り、すぐに生家を復元した家屋、更に進むと生家の跡地があります。
次は竜串に向かいます。
竜串
竜串には17時50分頃に到着しました。この一帯は、砂岩と泥岩が層をなしてできており、それが波蝕、風蝕によって奇勝を形成しています。1周10分ほどで歩けますが、滑りやすい靴では歩かない方が無難です。
18時頃、陽が沈みかけてきました。
この後は、本日の宿(ホテルマツヤ)を手配している宿毛まで一気に移動です。
ホテルには19時頃に到着しました。チェックイン後、ホテルで紹介してもらった歩いて5分弱の居酒屋「眞兵衛」で今日の一日を締めくくりました。最初に頼んだ、かつお、もいか、いさき、きびなごの造り盛合わせです。後もいろいろ頼みましたが写真はこれだけ。
2017年5月26日(金)
朝7時にチェックアウトして、ホテルレストランで朝食を食べて宇和海に向かいますが、その前に新鮮市場に立ち寄りました。8時30分からのオープンですが、お店は空いていますので、物色しながら開店を待ち、新鮮な野菜を購入しました。
宇和海展望タワー
宇和海に着いたのは8時50分で、宇和海展望タワーがちょうど9時からの営業でタイミング良く昇ることが出来ました。
展望用のゴンドラが、タワーに沿って回転しながら昇っていき、また回転しながら下がってきます。昇りに2分、最上部で2分滞在、下りに2分の合計6分間。宇和海を一望できます。
この写真の湾(久良湾)から、次に行く紫電改展示館に展示されている「紫電改」が1979年(昭和54年)に引き上げられました。
紫電改展示館
場所は展望台を少し下ったところにあります。入館料は無料です。
ここに展示されている「紫電改」は、世界に4機残っているうちの1機で、残りの3機はすべてアメリカにあり、うちオハイオ州の空軍博物館にある1機は飛行可能と言うことらしいです。
一見の価値ある展示館だと思います。
次は宇和島城に向かいます。
宇和島城
宇和島城には11時少し前に到着しました。北側の登城口から入りましたが、平山城でもあり近道になる階段を使ったので、上に着くころは息切れの甚だしいことこの上なしです。
創建は藤堂高虎と言われていますが、その後、宇和島伊達家2代宗利が再建したものが今の天守ということです。
北側の登城口前にある海鮮割烹「一心」でお昼を取ることにしました。
鯛めし定食を頼みましたが、鯛アラの味噌汁も大変美味しかったです。ただ、鯛めしって、ご飯と一緒に炊き込んだものと思っていましたが、この宇和島辺りでは、鯛を醤油主体のタレに生卵、ネギなどの薬味を混ぜて、ご飯にかけて食べるのが一般的な鯛めしと言うことのようです。
写真では右上にある器に、鯛の切り身、生卵、ネギなどが入っています。個人的にはこちらの方が好きです。また食べたいですね。
この後、佐田岬半島の一番先端(四国最西端)の佐田岬まで一気に移動です。
佐田岬(四国最西端)
佐田岬には14時40分頃に到着しました。
駐車場から彼方に見える先端まで上ったり下ったりです。
ここから見える一番端が佐田岬の先端で四国最西端です。海の向こうに見えるのは九州の佐賀関半島です。
約20分かけて漸く佐田岬灯台に辿り着きました。
風が強く、潮の流れもムチャクチャ早いです。帰りが遅くなるので、20分ほど滞在して引き上げ、15時40分頃佐田岬を後にしました。
何度かの休憩を挟みつつ、昨日ピックアップしてもらった場所で下してもらい、別れたのは22時10分頃でした。