12月9日(水)<3日目>その(1)
今日は「烏来」観光がメインですが、MRTからバスへの乗り換えで利用する「新店」駅周辺の「碧潭河畔」も散策し、その後は時間を見ながら台北市内を回る予定です。
ホテルで朝食をしっかりと食べて、8:00過ぎにホテルを出てMRTで「新店」まで行きました。
ここで「烏来」行のバスに乗ります。バスは台北から出ているのですが、道が混むと時間がかかるので時間の読めるMRTを利用し約20分で着きました。
MRT「新店」駅ホーム
「烏来」行きバス乗り場(849路)は駅構内を出てすぐのところにあります。
「烏来」までの所要時間は約30分でした。
<烏来>
終点の「烏来」バスターミナルです。
トロッコに乗るためにバスターミナルから烏来老街を抜けていきます。
この写真は老街の途中に架かる橋からの景観です。
橋(覧勝橋)の向こうにトロッコ乗場の表示が見えてきました。
「烏来」地区の観光案内図
橋の手前から見えていた烏来台車の案内板です。
ここに見えている階段を上っていくと、トロッコの駅なのですが・・・
途中で瓦礫が散乱しており怪しげな雰囲気。
そして駅にたどり着き、
そこで見たものは、駅入口にロープが張られ、屋根の覆いが剥き出しの、哀れな姿です。
トロッコが動いていません。休止中です。
事前にしっかり調べておけば良かったと後悔しても後の祭りです。この年に発生した平成27年台風13号(蘇迪勒台風)の直撃を受けて壊滅的な被害にあっていたのです。
仕方なく、瀑布路を歩いて行くことにしましたが、悲劇は続きます。
道の途中にあった洞窟の入口のような穴です。中は覗いていません。
道を15分ほど歩いたところで前方にバリケードが見えてきました。またまた不吉な予感。
予感は的中し、バリケードまで行くと作業員のお兄ちゃんが、手で大きくバッテン。万国共通のサインでしょうかね。すぐに理解はできます。
でもせっかく来たので、身振り、手振り、日本語、単語だけの英語でお兄ちゃん(お兄ちゃんは台湾語しかできません)と会話(?)しましたが、やっぱり無理で代わりの道を教えてもらました。お兄ちゃんは「檳榔(びんろう)」、私は煙草を吸いながら、遠くから見れば仲良く話し合っているように見えていたかも知れません。お兄ちゃんに別れを告げて、あきらめて引き返しましたが、ショックのあまり現場の証拠写真を撮ることさえ忘れていました。
教えてもらった道は「環山路」ですが、地図で見る限りかなり距離があります。
ようやく「烏来台車」の看板があった所まで引き返してきて、そこを通り過ぎ温泉街から環山路に行く道に来ましたが、流石に心折れて「烏来瀑布」へ行くことを断念し「烏来吊橋」を目指しました。
吊り橋の所まで来ると、たもとに「福徳寺」というお寺があり立ち寄りました。多分道教のお寺だとは思いますが調べていません。
お寺の横に建っている塔です。
この頃から、デジカメの調子がおかしくなってきました。最初はバッテリー切れだと思いバッテリー交換したのですが、動作したり、しなかったりです。ずっと雨だったので、水が入り込み接触不良になってしまったみたいです。
これ以降は、ずっとスマホでの撮影になりました。
お寺から見える吊り橋です。
<烏来吊橋>
吊り橋を高い場所から見た、バスターミナル方向への1枚です。
橋の右にバスが停まっているのが見えます
吊り橋<烏来吊橋>を渡ってバス停に向かいます。橋自体は揺れないんですが、風が強くて動画を撮りながら歩いたので、何度か風にあおられてバランスを崩しました。
動画はこちらからご覧ください。風の切る音が凄いです。
渡り終えて振り返って見ると、左にさきほどのお寺が見えます。
下から見上げた吊橋
ここ「烏来」では消化不良の結果に終わりましたので、予定よりも3時間近く早い、11:00のバスで「烏来」を離れ、「新店」に戻りました。
<碧潭河畔>
「新店」駅のすぐ近くを「碧潭河」が流れていて、河畔は夏には水遊びなどでかなり賑わうようですが、冬場ですので人出はそれほど多くなかったです。ここにも吊り橋<碧橋>があり、取りあえず反対側まで渡って戻ってきました。
ボートが並んでいますが、乗っている人はいなかったように思います。
吊り橋から見える岩の上の建物は茶芸館です。
30分ほど散策して、台北中心部に戻ることにしました。
12月9日<3日目>その(2)に続く