旅の日記

1泊3日香港の旅(九龍寨城公園:チョンキンマンション:ピーク・トラム:ヴィクトリア・ピーク)

香港1泊3日の旅

 

2017年7月9日~7月11日までの1泊3日で初めての香港訪問。フライト時間が約4時間なので前後合わせれば5時間ほどの禁煙を強いられることになり、比較的ヘビースモーカーの身としては辛いかなと心配してましたが、全くの稀有に終わりました。

今回は、JTBの格安ツアーですが、LCCではなく久々にcarrierのCATHAY PACIFICで、宿泊も申し分のない富豪東方酒店(LEGAL ORIENTAL HOTEL)がパッケージになったツアーです。ただ、一人参加なので追加料金を取られますが、いつものようにエアとホテルの安いのを探すよりもお値打ち価格で行くことが出来ました。

 

7月9日(日)

関西国際空港(KIX) 9:20 ⇒ 香港国際空港(HKG) 12:20(現地時間)時差1時間  CATHAY PACIFIC CX567

往路チケット

窓際は取れずに、通路側の席になりましたが、隣は同年代の欧米系の夫婦でした。定刻より5分ほど早く香港に到着し、イミグレーションまでの案内は漢字なので雰囲気で分かりやすいです。

案内板到着GATEからの列車

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入国審査前にある喫煙ルーム

マカオ(澳門)方面に向かう人は、トランジットと同じ扱いです。マカオにも行ってみたかったのですが、乗り継ぎには最低90分ほどは必要になるので、今回はマカオ行は諦めて、香港に素直に入国することにしました。

 

ただ、入国審査窓口の手前に喫煙ルームがあったので先ずは一服です。

 

 

 

入国審査にも時間はかからず、荷物も手持ちだったのですぐに外に出ることが出来ました。先ずは、予定通りに<オクトパスカード>を購入しました。

erminal1北側到着出口オクトパスカード販売場所

バス・Taxi・T2への案内表示

次に、帰国時のために近くにいた空港職員に喫煙場所を訪ねると「Out Side」と言う素っ気ない返事。外に出ればどこでも吸えるのかと外に出ましたが、そんな雰囲気は一向にありません。再び構内に戻りインフォメーションで尋ねると、「Taxi乗り場の方に行けばある」と少しは丁寧な案内。その通りに行くと、喫煙場所の表示がありましたが、空港周辺ではここでしか吸えないみたいで喫煙者には厳しいです。

ホテル(リーガルオリエンタルホテル:富豪東方酒店)には、いろいろ調べた結果、路線バスで向かうのが一番便利で安く行けるので(ホテル名のついたバス停があります)、そこを通るA22系統のバスで行くことにしました。所要時間は約1時間です。

バスTerminal案内図A22バス乗り場

ほぼ定刻でバスは14:20ごろに着きました。バス停からホテルまでは2~3分の距離です。

バス停リーガルオリエンタルホテル

チェックインは15:00からでしたが、ホテルに入ると既にチェックイン手続きをしている人たちが並んでいるので、私も列に並びました。喫煙ルームをオーダーしましたが、空きがないとの返事。何とかならないかと粘ったら、オプションとして、このまま禁煙ルームでチェックインするか、45分待ってくれたら禁煙ルームを用意するとの提案があったので、迷わず45分待つ後者を選択しました。この間、会話は全部英語で、私は単語だけの回答ですが意思の疎通は図れたようです。

余談ですが、このリーガルオリエンタルホテルはかつて世界一着陸の難しい空港と言われた啓徳空港のすぐ横にあり、啓徳空港の時代は空港ホテル(当時はリーガルエアポートホテルの名称でした)の地位にあったホテルです。なのでバス路線は何十本もありますので、ここを起点に色んな場所への移動が可能ですが、地下鉄(MRT)は近くを通っていないため、地下鉄に乗るならば、取り敢えずはバスを使う必要があります。もちろんTAXIを使えば、どこでも行けますけどね。

なお、啓徳空港の跡地は、啓徳クルーズターミナルとなり、世界最大級の大型客船の停泊も可能な港になっています。

 

佐敦道(JORDAN)S Wall Roadさて、45分の時間潰すために周辺の通りを散策した後、ホテルのすぐそばにある、かつて悪名高かった「九龍城砦(九龍寨城)」を取り壊した跡に作られた「九龍寨城公園」および隣接する「賈炳達道公園」を散策しました。

 

<九龍寨城公園>

 

以前の模型とイメージ

九龍寨城公園(Kowloon Walled City Park)案内板九龍寨城公園南門

以前の模型

 

九龍寨城公園北口 公園内

九龍寨城公園西門

15:20頃ホテルに戻ると無事に喫煙ルームでチェックインすることができ、7Fの角部屋でダブルの部屋でした。久々にこんなに広い部屋に泊まることが出来ました。ただ、景観は道路側で部屋からの見晴らしはこんな感じです。

ホテル内部(706)ホテル内部(706)

ホテル内部(706)部屋からの景観

16:00過ぎにホテルを出て旺角(モンコック)に向かうために、バス停に向かうのですが、道路を渡るところはなく、地下道を潜り抜けていくことになります。また、バス停がいくつも並んでいて、1Aのバス停がどれなのか探すだけで一苦労です。

地下道バス停

 

<Legal Oriental Hotel>バス停から乗り、<Nelson Street Mong Kok>で降りる予定でしたが、一つか二つ手前の<Prince Edward Station>で降り、花園街(花園ストリート・マーケット)を南に下って歩きました。

 花園ストリート・マーケット

 

女人街も少し歩きましたが、機内食を食べてから何も食べていないし、お腹も空いてきたので、何となく目についた<香港仔魚蚤粉>と言う名のお店に入り、豬頸肉麺(HK$33)を頼みました。なかなか美味しかったです。豚肉も味もしっかりとついているし、歯応えもなかなかのもんでした。

メニュー豬頸肉麺

香港仔魚蚤粉:店内

 

<重慶大廈(チョンキンマンション)>

 

この後は、両替もしないと手持ちが少なくなってきたので、相場が良いと聞いている、尖沙咀(チムサアチョイ)にある重慶大廈(チョンキンマンション)へMRT(地下鉄)で向かいました。閉まっている店も多く(あるいは、まだ開いていないのかも)1Fにある両替所で両替をしました。確かに、行く前に両替した国内のチケットショップよりはレートは良いですが、他の場所とは比較はしていないんで、本当に一番レートが良いのかどうかは分かりません。

チョンキンマンションチョンキンマンション

チョンキンマンション

 

このマンションも複雑な形状で、正面から見ると一つのビルに見えますが、実際には5棟からの建物で構成されています。

中には数多くのゲストハウスなどもあり、バックパッカーにとっては聖地と言えるかもしれません。かつては治安の悪い場所でしたが、前の道も人通りは多いし、警備も強化されています。ゆっくり中を見て回るのも良いかもしれませんが、1人で散策するには二の足を踏んでしまい、今回は2Fまでしか上がりませんでした。でも次回、訪問する機会があれば、ゆっくり回ってみたいと思う施設です。2Fに上がると、人だかりが出来ている店があり、覗くとクッキー専門のお土産屋さんですが、次から次に人が来るので私も思わず並んで4缶買いました。その後それを持ち歩くのに重くて大変でした。

チョンキンマンション

 

このお店を帰ってから調べると「Jenny Bakery」という、手作りクッキーで有名なお店だったみたいです。

 

 

 

 

<シンフォニー・オブ・ライツ>

 

20:00から始まる「シンフォニー・オブ・ライツ」を見るには時間は早かったのですが、お土産を持って歩くのも疲れたので、19:00頃にベストスポットと言われるウォーターフロントに向かいました。既に多くの見物客が場所取りをしていたので、私も少し離れた場所を確保し、時間まで待機しましたが、時間が近づくにつれて、私の周辺も人で埋まっていきました。ウォーターフロントウォーターフロント

夕暮れ時日没直前

夜景3

20:00になりましたが、眼前は何の変化もありません。事前に写真で見ていた光景とは違います。しばらくして、ようやくビルの上からサーチライトは出ているのですが、一部のビルだけ。しかも単発。光が踊っているとは、とても言えません。動画はこちらです。

 

夜景2

たまたま日本の女の子二人と隣り合わせましたが、お互いに「えっ、これで終わり?」「今からが本番?」「でも、もう10分経ったよ!!」と言いつつ、15分経っても何も起こらないので、「もう帰るわ」と言うと、彼女たちも「私らも帰ります」と言って別れました。

帰りは<East Tsim Sha Tsui Railway Staition>から26系統のバスに乗り、ホテルまで戻りました。

明日は、ヴィクトリア・ピークに行く予定です。

 

7月10日(月)

 

8:20頃にホテルをチェックアウトし、ホテルから徒歩5分ほどのバス停(複数あります)に向かいますが、バス停が多すぎて乗りたい101系統のバス停を探すのに一苦労。ちょうど見つけた時に、タイミング良くバスが来ました。乗った時は比較的空いていたのに、二つ目のバス停で満席になり、2Fの乗っていましたが、以降のバス停から乗ってくる人は、一旦2Fまで上ってきても、すぐに降りて行ってました。このバスは、地下トンネルを通って香港島に向かうバスですが、香港島に入るまでは降りる人が皆無です。通勤時間帯にぶつかっているので、20分ほどで着くはずの目的地のバス停<Bank of China Tower>には50分もかかりました。

バス停

 

とにかくバスの本数が多すぎて、バス停に停まるバス同士がひしめき合い渋滞の一因になってると思います。ヴィクトリア・ピークに向かうためにピーク・トラム乗り場に向かいました。

 

 

 

<ピーク・トラム>

 

ピークトラム乗場

ピークトラムチケット売場

 

ピーク・トラムは朝比較的早かったので混んでおらず、チケット売場にも20人ほど並んでいるだけで、私はオクトパスカードを持っているので改札をそのまま通り抜けていきました。前のトラムは出た直後のようで、ホームには4人いるだけです。 ピークトラム改札口ピークトラム軌道

 

ピークトラム車内

事前情報で、最前列の右側の席が一番いいとあったので、座るチャンスは十分です。結果、右側の座席は3人掛けで、窓側は一人旅の女の子にとられましたが、その隣を確保しました。途中に駅はありますが、ノンストップです。ただ一人だけ、山頂駅の一つ手前の駅で下車しました。通勤なんでしょうが、なにか気の毒な気にもなります。

車窓の風景はこちらにアップしています。

 

<ヴィクトリア・ピーク>

 

ピークトラム車両

 

こちらがピーク・トラムの車両で、山頂駅に到着し乗客を降ろしたとこです。

 

 

 

 

駅前の広場には、先代の車両が展示されています。

ピークトラム山頂駅ピークトラム先代車両

山頂駅から、ヴィクトリア・ピークを目指すつもりでしたが、周遊散策路もあるので、そっちを回ってみることにしました。一周すると約3.5Kmあります。

ヴィクトリア・ピーク地図

夏力道を歩き始めてしばらく行くと滝が見えてきました。<ルガード滝>と言う名の滝です。

ルガード滝ルガード滝説明看板

さらに歩き続けると、そのまま夏力道を進む続けるルートと、蘆吉道に入りピーク・トラムの山頂駅に進むルートの分かれ道にぶつかります。そこには公園があり、地元の人たちのウォーキング、ランニングなどの休憩場所みたいな存在のようです。

分岐点

蘆吉道を進んでいくと、途中に展望所のような道から少しだけ膨らんだ場所が2か所あり、2個目の展望所からは、対岸の尖沙咀が見渡せます。

蒙古道から北方向1蒙古道から北方向2蒙古道から北方向3

そこから山頂駅まではわりとすぐに着きました。約1時間の散策でした。歩いているので汗は出ますが、山の上だし、木々に覆われているので、街中に比べると涼しかったです。

休憩した後、下りは徒歩でと考えていたのですが、まだ10:30過ぎで時間もあるので、当初の予定通りにヴィクトリア・ピークも目指すことにしました。

スタートから急激な上り坂で、普段の不摂生がたたり動悸・息切れが尋常じゃないです。5分ぐらい歩いたところに公園(柯士甸山遊樂場)があり、そこで直ぐに休憩です。道路を挟んで高級マンションが建っています。

蒙古道から北方向1The Mount Austin

日本の施設

 

息も整ったので気を取り直して、再び登り始めますが、この辺りはまだ自動車道です。さらに登っていくと、脇道に日本の国旗が見えます。入口にはゲートがあるので入れませんが、近くまで行くと建物の壁面に菊の御紋も見えるので日本の公式な施設なんでしょうが、正体は分かりません。

 

もう少し進むと、自動車道から離れて階段が見えてきたので、その階段を上がっていくと門があります。門には英語で「私有地につき立ち入り禁止」的な文面が書かれています。「道を間違えた?」と思って振り返ると、外国人の女の子が後ろから登ってきます。ジェスチャーで✖をすると、彼女が「あなたの後をついて登ってきたのに」というような趣旨の英語でガッカリしてました。私は「Sorry」とだけ応えました。

その後、元の道に戻りましたが、彼女は若くて元気でどんどんと離されていき、山頂と山頂花園に行く分かれ道を過ぎた辺りから(山頂方面に進んでいるんですが)、彼女を見失ってしまいました。しばらく行くと、また道が分かれています。右方向(階段状になっている道)の道を進んでいくと、道はだんだん狭くなってきて不安になってきますが、我慢して歩き続けると突然開けた場所に出てきました。眺望

眺望

 

 

 

 

 

 

しかし、ここから道がありません。鉄塔が立つ施設がすぐ横にあるのですが、先には進めそうにありません。と思っていたら、先程の彼女が別のルートから出てきました。

私の方が近道だったんでしょうね。それは良かったのですが、これ以上どこにも行けません。二人でルートを探しましたが見つからず、そんなことをしているうちに、また外国人男性が私と同じルートで登ってきました。彼女と二人で会話をしていますが、「ここで終わりなのか」みたいな話をしています。が、ほとんど内容が理解できません。英語って必要だと痛感しました。(ホテルのチェックインの時もそうでしたが)面と向かって話していれば、今の状況などから何となく話の内容は理解できるのに、横で自分とは関係ない内容で話をされるとほとんど聞き取れません。理解できたとしても、単語でしか返事が出来ないのは辛いですね。

眺望眺望

この後、三人でもと来た道を戻り、彼と彼女は山頂花園に行くと言うので、もう相当足腰に来ている私は、ここで二人と別れました。一緒に行っても、二人のペースにはついていけなかったと思います。

今回歩いたルートです。赤のラインは周遊散策路コースで、青のラインは頂上を目指したコースです。

走行ルート

 

柚子茶

 

帰り道は、ピーク・トラムの駅まで下るだけなので登りよりは楽でした。水もまだ残っていましたが、すっかり常温になっており、熱くなっている身体を冷やすために、駅舎の中にあるcafeのような店で冷えた柚子茶を飲んでリフレッシュしました。

ただ、流石に歩きすぎたので、当初の予定では市街地まで歩いて降るはずでしたが、ピーク・トラムに乗って帰ることにしました。

 

 

帰る前に、駅舎近くにある展望台<Lion’s Pavilion(太平山獅子亭)>に寄ることにしました。

 

 

Lion's PavilionLion's Pavilion

Lion's PavilionLion's Pavilion

ピークトラム山頂駅ホーム

帰りのピーク・トラムも空いており、すぐに乗ることができましたが、帰りは最後尾の席に座り、後ろ向きに降りていきました。

因みにピーク・トラムは2両編成で、進行方向の車両は前向き、もう一方の車両は後ろ向きの固定座席になっています。

 

下に降りると、朝に比べてチケット売場にも、かなり人が並んでおり、ホームもいっぱいになっていました。最後尾の人は、多分2~3本ほど見送らないと乗れないと思います。

ピークトラムチケット売場

次の目的地は、ヒルサイドエスカレータに乗ることと、孫中山(孫文)記念館およびその周辺の散策です。朝に着いたバス停方向に戻ると、中国銀行の道路を渡ったところに公園(遮打花園)があったのでそこで少し休憩し、その後、MRT中環(セントラル)方面に向かいました。

地図もろくに見ないで、大体の見当で歩いて行きましたが、エスカレータが見当たらず、もしかしたらさっき通り過ぎた歩道橋がそうかも知れないと思い引き返そうとしたら、道の両サイドに屋台が出ている狭い路地を見つけたので、そこに入っていきました。

Grahamu St

 

路地の入口辺りは出店でしたが、すぐに屋台ではない飲食店などのお店に変わってきました。朝から何も食べていませんし、時間も既に13:30を回っていますのでついでに食事をとることにしました。辺りを見回しながら歩いていると「ラーメン」の文字がかかれた提灯がぶら下がっているお店(店名「健康食品拉麺」)があり、店先を覗いていると、最初は何語か分かりませんでしたが、次に流暢な日本語で「空いてますよ」と声をかけられました。それにつられてお店に入り、「香港混ぜソバ」と言うのを頼みました。

Graham St & Stanley St健康食品拉麺

麺は汁なしで、ジャージャー麺のようにかき混ぜて食べ、残った出汁?にご飯を入れて食べると教えてもらいました(なので写真が撮れませんでした)が、HK$97とそれなりの価格でした。昨日食べた拉麺はHK$33でしたから、周りの雰囲気からみてもいい値段です。ただ、中環(セントラル)と言う場所のせいかも知れません。日本人のご夫妻でやっているお店で、店の女の子も片言の日本語が話せますので、ヒルサイドエスカレータの場所を聞くと、やっぱりさっき通り越したところで、店からは数十mしか離れていませんでした。

 

<ヒルサイドエスカレータ>

標高差135m、全長800mを23基のエスカレータで繋いでいます。エスカレータも当然ありますが、傾斜の緩いところは動く歩道です。

 

ヒルサイドエスカレーター

 

ヒルサイドエスカレーター

 

 

 

ヒルサイドエスカレータの途中で降りれば、<孫中山(孫文)記念館>も横移動するだけで良いので坂道を登らなくてすみます。何基か乗り継ぎ、さっきまであった「孫中山記念館」の案内表示がなくなっているので、ここくらいで降りればいいと判断し、孫中山記念館を目指しますが見つかりません。ふと前の方を見ると女の子が一人歩いていて、やっぱりキョロキョロしながら歩いています。何となく、あの子も目的地は一緒かなと思い、後方を追うように歩いていると、その子がお店に入っていきます。「あれっ!!店探してたんや」と思ったら、すぐに出てきて、今度は次の角を力強く上に登っていくので、さらに後ろを歩いて行くと「孫中山記念館」が見えてきました。

最初の感は当たっていたということで胸をなでおろしましたが、その1ブロックの登りのきついこときついこと。朝、ヴィクトリア・ピークを目指して歩いた傾斜よりもきつかったかも知れません。

孫中山記念館孫中山記念館

無事に「孫中山記念館」(無料)の見学を終え、周辺を散策するつもりが「もういいかっ」となり、歩いてトラム(路面電車)の走っている<德輔道中>と言う通りまで行くと、ちょうど目の前に乗り場があり、停留所の名前は分かりませんが南洋商業銀行前の乗り場です。トラムもすぐに来て、迷わず2F席に上がりました。トラム2F車内数人が乗っており、最前列は空いていないので中ほどに座りました。乗った場所はMRT上環(ジョンワン)中環(セントラル)の間ぐらいで、ここから銅鑼灣(コーズウェイベイ)まで、トラムの上から、中環(セントラル)、金鐘(アドミラルティ)、灣仔(ワンチャイ)と洗練された街中を見て回るつもりでしたが、発作的に灣仔(ワンチャイ)駅の近くで降りてしまいました。特に理由はないのですが、強いてあげれば、湾仔からSTARFERRYに乗って尖沙咀に渡るつもりでしたので、銅鑼灣まで行って引き返すのが面倒になったのだと思います。

STARFERRY乗場MRTの灣仔駅を過ぎた辺りから、FERRY乗り場(新灣仔渡輪碼頭)の手前まで、ビルとビルの連絡橋が繋がっているので、思っていたより簡単にFERRY乗り場に辿り着きました。着いたらフェリーが出るところで、1本待ってゆっくりしても良かったのですが、周りにいた人数人全員が走り出すので、つられて乗ってしまいました。

STARFERRY乗場STARFERRY乗場周辺案内図

後で思えば1本見送れば良かったと思います。フェリーと言っても渡し船と同じですから(大きさは違いますよ)、10数分間隔で走っています。船は昨夜シンフォニー・オブ・ライツを見たウォーターフロントにある<天馬碼頭>に約10分で着きます。

STARFERRY船内船内座席

STARFERRYより望む香港島接岸直前

 

<1881Heritage>

 

尖沙咀(チムサアチョイ)では、100年以上使われていた香港警隊前水警総部(水上警察)の歴史的な建築物をそのまま使った、全室スイートの五つ星ホテルと付属するレストラン、高級ブティックが入った<1881Heritage>に行ってきました。ただ、この建物は事前に詳細を調べていなかったので、正面周辺だけを見て、半分以上を見れていなかったことを後で知りました。

1881ヘリテイジ1881ヘリテイジ

1881ヘリテイジ

この後、少しだけ尖沙咀を散策しましたが、今日はもうこれ以上歩きたくないので、時間的にはまだまだ早いのですが、空港までの帰りは<エアポート・エクスプレス(AEL)>で帰ることにしていましたので、九龍駅まで1881Heritage前のバス停から、215X系統のバスで向かいました。ここで<SKY100>に昇り、食事をして3時間ほど時間を潰し、空港に向かえば大体良い時間になるはずでした。

<SKY100(天際100)> 香港一の高さを誇る環境貿易廣場(高さ490m)の100Fにある展望台で高さは390mになります。

 

しかし、入場料が手持ちのお金では足りません。今更両替もしたくないし、途方に暮れて、取り敢えず善後策を考えるために、隣接するショッピングモール<ELEMENTS(円方)>内にある<PRET>と言うCAFEに入りました。40分ほど休憩を兼ねて出した答えは、行けてなかった「油麻地(ヤウマテイ)」に出て、男人街(廟街)界隈の散策と食事です。

最寄りの「油麻地(ヤウマテイ)」へのバス乗り場が分からないんで、215Xのバスで再び尖沙咀に戻り、尖沙咀からMRTに乗り、一駅隣の油麻地まで移動しました。

男人街の一筋横の呉松街にあった「翡翠麺家」という店に入り、鮮牛肉拉麺(HK$40)とコーラ(HK$9)を頼みました。

伝票

料理

 店内

 

その後、男人街を端までのんびり歩き、いろいろ物色しましたが、特にほしいものも見つからないので何も買いませんでした。まだ少し時間はありますが、再び215X系統のバスに乗り九龍駅に戻りました。

男人街男人街

 

九龍からは予定通りエアポート・エクスプレスで空港(機場駅)まで戻りましたが、九龍駅でチェックイン手続きを終えていたので、空港では出国審査だけです。

喫煙ルーム

 

空港内を探索した後、出国審査を受けて出発フロアのインフォメーションで喫煙場所を確認すると27番ゲートの所にあるとのことなので行ってみると、喫煙ルームの表示が下向きの矢印で、階下に隔離されてありました。中は結構広めで、いろんな国の人たちで賑わっていました。写真は一瞬人が減った時に写したものなので空いているよ21番搭乗口うに見えますが、椅子はほとんど埋まっており、他の人は立ったままです。この場所で40分ほど滞在し、残りの時間は出発ゲート前で搭乗案内を待ちました。

 

 

 

 

7月11日(月)

 

香港国際空港(HKG) 1:45(現地時間)時差1時間 ⇒ 関西国際空港(KIX) 6:25 CATHAY PACIFIC CX566

復路チケット

定刻通りに離陸し、離陸後すぐに機内食が出されました。復路機内食

食べた後は、2時間ほどウトウトして目が覚めると外は既に明るくなっており、座席モニターで位置を見ると、もう九州辺りを飛んでいました。関空には定刻通りに到着し、入国審査も簡単に終えて帰途につきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です