2018年6月23日(土)から25日(月)の2泊3日で40数年前に北海道礼文島の民宿「たんぽぽ」で出会い、その後も今日に至るまで親交がある旅仲間が、今回新潟在住の「KUMITORI」の計らいで新潟に集まりました。10数人いる仲間のうち集まれたのは5人だけでしたが、当時の逸話はもちろのこと今の話にも花が咲き、大笑いで楽しいひと時を過ごしました。
今回は、私のほかは新潟の「KUMITORI」、長野原村の「KABIPAN」、埼玉鴻巣の「トキちゃん」同じく埼玉小鹿野の「SUPPON」の5人です。私が飛行機で新潟入りするために集合場所は新潟空港となりました。「KUMITORI」「KABIPAN」に会うのは9年ぶりです。
<6月23日(土)>
<小嶋屋総本店松崎店>
空港で無事に再会した後、先ずは、空港近くの「へぎそば」の老舗「小嶋屋総本店」松崎店に昼食へ向かいました。
「へぎそば」5人前と、「天へぎ」3人前を頼み(写真はへぎそば3人前)、美味しくいただきました。「へぎそば」って初めて食べましたが美味しいの一言です。
お腹を満たした後は、「北方文化博物館」へ向かいましたが、「阿賀野川」沿いの道を南に走り「阿賀野川」の雄大さに触れることができました。
<北方文化博物館>
越後随一の大地主「伊藤家」の邸宅で、明治15年から8年がかりで建てられ、その敷地は8,800坪(29,100㎡)、建坪は1,200坪(3,967㎡)、部屋数65部屋という純日本式家屋です。
農業より身を起こし、代を重ねるごとに豪農への道を歩み、全盛期には1市4郡64町村に1,370万㎡の田畑を所有していたが、戦後の「農地改革」でこれらの土地を手放しました。
同様に戦後この邸宅も「遺構保存」のために設立された「財団法人北方文化博物館」に寄贈されたものです。2000年4月には、国の登録有形文化財に登録されています。
時間はまだ早いですが、今回は観光は主たる目的ではないので、ここを見学した後、今日の宿である駅前の「新潟第一ホテル」に17時少し前にチェックインしました。
夕食は「廻船問屋日本海」という店に予約を18時半に入れているということで、ホテルからゆっくり歩いて15分位の場所なので、17:45フロントに再集合でそれぞれがいったん部屋に入りくつろぎました。
<廻船問屋日本海>
新潟日報メディアシップの19階にあるお店で、窓際の席を取ってもらっていたので信濃川沿いの新潟の市街地や遠くには「佐渡島」が一望できます。
最初に出てきた料理だけは写真に収めていますが、後から出てきた料理は昔の話で盛り上がり何が出てきたか覚えてません。ただ、「イカの一夜干し」は美味しかったので唯一覚えています。
アルコールの飲めない私は、新潟の地元メーカー「新潟麦酒」さんのノンアルコールビールでお付き合いです。
これ「なかなか美味しいですよ」って、飲めない私が言っても可笑しいですよね。でも美味しいです。
18時から21時まで3時間この店で飲み食い談笑し、ホテルへの帰り道で2件目を探しましたが、雰囲気のよさそうな店は満席で、とうとうホテル前まで帰りつきましたが、ホテルの前にある「千代鮨」さんに席が空いており入りました。みんな満腹で食べれそうにありませんが、すし屋さんで何も食べずに飲むだけでは済まないので、刺身の盛り合わせ、のどぐろの焼き物、鉄火巻きなどを頼んで小一時間ほどで店を出ました。
最後は部屋飲みとなりましたが、喫煙のできる部屋でということで私の部屋が会場に。両サイドの部屋には迷惑をかけたと思いますが1時過ぎまで騒いでおりました。一人がダウンして私のベッドで寝てしまい、私は仕方なく彼の部屋で寝ることになりました。
<6月24日(日)>
この日「KABIPAN」は小樽行きのフェリーに乗って北海道礼文島まで行くので朝みんなで顔を合わせた後、新潟港に向かいました。
残った4人で「大内宿」を目指します。
「磐梯自動車道」で「大内宿」に向かう途中の「新鶴PA」で休憩。遠くに「磐梯山」を望むことができます。
<大内宿>
「大内宿」は「会津西街道」あるいは「下野街道」と呼ばれる街道筋の宿場町で、会津城下から3番目の宿場です。
駐車場から最初に見えてくるのは「ネギソバ」で有名な「三澤屋」さんです。他にも「ネギソバ」を出しているお店がありますが、ここが一番有名なお店だとか。我々はお腹も空いていないので素通りです。
この階段を昇っていくと、「大内宿」を一望できる撮影スポットです。
日曜日ということもあり、着いた頃はまだすぐに駐車できましたが、帰るときには車が数台並んで待っていました。
「大内宿」を後にして次に向かうのは「塔のへつり」です。
<塔のへつり>
「塔のへつり」って初めて耳にする場所ですが、なかなかの絶景です。わざわざ行くほどではないかも知れませんが、「大内宿」に行くならぜひセットで行ってみてください。私がこのスポットを事前に知っていたら、「塔のへつり」に行くついでに「大内宿」に行こうかと思うような場所ですが、個人の好みですから何とも言えません。
「へつり」とは会津の方言で、川に迫った険しい断崖という意味です。河食地形の特異例として国の天然記念物に指定されています。
吊り橋の真ん中あたりから見た景色です。吊り橋ですから多少は揺れますが、足元を取られるような揺れではないので、小さなお子様でも問題なく渡れるとは思います。
ここまで一緒に行動していた「SUPPON」も、月曜日に外せない仕事があるのでここでお別れです。残った3人は会津方向に、1人「SUPPON」は下道で日光経由で帰路に着きました。
途中「幸楽苑」で昼食をとり、今日の宿、月岡温泉にある「白玉の湯:泉慶」に向かいます。
<月岡温泉 白玉の湯:泉慶>
友人に手配をしてもらっていたので、少しホームページを見た程度で事前にどんなホテルなのか分かっていませんでしたが、車を正面玄関につけたとたんスタッフが出迎えてくれて、館内に入ってもスタッフの温かいお出迎えがあり、リュックを背負っている私は場違いな宿泊者です。最近は旅行しても安いホテルにしか泊まりませんから、フロントでも最低限の出迎えはしてくれますが、このような温かいお出迎えは何十年ぶりでしょうか。
こちらは2階から撮ったフロント前のロビーです。他にも館内の写真を撮りましたが広いので全体イメージに結びつかないので館内はこの写真だけあげておきます。
とにかく、スタッフの対応が素晴らしくて気持ちよく過ごすことができるホテルですが、全室禁煙で、喫煙場所は本館1階のカラオケルーム前と本館2階の宴会場前の2か所だけです。玄関を出れば2か所あるので、それを合わせても4か所です。西館の6階の部屋に投宿してましたので、館内の広さから見ると煙草を吸いに行くだけで3分は優にかかります。喫煙者の私には唯一のマイナス点ですが、非喫煙者には不満はないと思われるホテルです。
部屋に入った後、食事の時間まで風呂に入ろうと思いましたが、大きな宴席がちょうど終わったようで、大勢の人が風呂に向かっていたので部屋で夕食の時間まで過ごしました。
いよいよ夕食です。夕食の会場は中庭を望める個室の部屋です。この写真は途中で写したものなので料理は進んでいますが、個室で気兼ねなく食事もでき、出来立ての料理が運ばれてきます。
お品書きと合わせて料理を堪能してください。
2時間ほどかけてゆっくり食事を終えた後は、先ずは一服して入り損ねたお風呂に向かいました。数人しか入っておらずのんびりとゆったりと過ごせました。
後は日付の変わる0時からの日本対セネガルの試合を待つだけです。
ワールドカップ観戦中
<6月25日(月)>
朝食は遅めに取りましたので、朝食会場も人は少なめです。おかげで朝食もゆっくりできました。
朝食を済ませて部屋に戻りチェックアウトの準備をして10時前にチェックアウトしました。
最後にホテル前で記念撮影。
ホテルを後にして、先ずは新幹線で帰るトキちゃんとは新潟駅でお別れです。
その後、私は新潟空港まで送ってもらいKUMITORIとも別れてフライトまでの約2時間を空港内で過ごし今回の新潟訪問は無事終えました。