旅の日記

八坂神社、知恩院、平安神宮、琵琶湖疎水記念館、南禅寺、本能寺、建仁寺を巡る

恒例になってきた幼馴染との神社仏閣巡りは今年2度目。昨年は3回、一昨年は2回と通算では7回目になります。今回メンバーの一人は家の事情で不参加となり残念でしたが、両手に花の京都訪問です。ただ、両手にドライフラワーという声も出ました。

2018年9月2日(日)祇園四条に8:30頃に到着し、先ずは「八坂神社」を目指しました。本当は「建仁寺」からスタートさせたかったのですが、拝観時間が10:00からなので最後に回しました。

八坂神社

 

朝8:30頃はまだ空いており、祇園四条から八坂神社に向かう四条通も人通りはほとんどありませんし、お店も空いてません。

15時頃に戻ってきたときには、大勢の観光客で賑わっていましたが残念ながら写真はありません。

 

 

<八坂神社>

「西楼門」まで来ても人出はほとんどありません。

「八坂神社」は通称「祇園さん」とも呼ばれ、「祇園祭」はこの「八坂神社」の祭礼ですが、一般的には「山鉾町」が主催する「山鉾行事」「重要無形民俗文化財」に指定されているために山鉾町が主催するものが「祇園祭」と認識されています。

八坂神社八坂神社

八坂神社

境内にもちらほら参拝客がいるだけで、この時間帯ならゆっくりと参拝ができます。

八坂神社八坂神社

 

祇園枝垂桜

 

「八坂神社」の境内を抜けて、次は「知恩院」に向かいますが、鳥居を抜けると途中に「祇園祭山鉾館」があり、さらに進むと「祇園しだれ桜」があります。

 

知恩院

 

 

 

その先を進んでいくと「知恩院」の南門にたどり着き、門をくぐると右手に「三門」が目に飛び込んできます。

 

 

 

 

<知恩院>

「知恩院」法然上人が開基の浄土宗の総本山で、法然が晩年を過ごしたゆかりの地に建てられた寺院です。

知恩院知恩院

知恩院

 

国宝になっている「三門」を抜けると「男坂」と呼ばれる傾斜の急な石の階段があり、これを登ったところに国宝「御影堂」がありますが、現在は修復工事中で「左甚五郎の忘れ傘」も今は見ることはできません。来年には修復工事が終わります。

 

「知恩院」を後にして、次は「平安神宮」に向かいます。

 

<平安神宮>

平安神宮の手前に隣接する「岡崎公園」では、この日「平安日本酒フェスティバル」をしており、全国から酒造メーカーやお店が参加していて大勢の人で賑わってましたが、それを横目に大鳥居を潜り抜けて「応天門」にたどり着きました。平安神宮平安神宮

「応天門」を潜ると境内には一面にパイプ椅子が並べられ、音響設備も設置されていました。警備員が巡回しているので聞くと、某アーティストのコンサートが夕方から開催されるとのことで、この日は閉門も早くなるそうです。

「平安神宮」を後にして、次は神社仏閣ではないですが「南禅寺」に向かう途中にある「琵琶湖疎水記念館」を目指します。

琵琶湖疎水琵琶湖疎水

鳥居のあたりから疎水沿いを歩いていくと「琵琶湖疎水記念館」の手前にある噴水にぶつかります。

 

<琵琶湖疎水記念館>

この記念館は京都市上下水道局が運営する記念館で入場無料です。

琵琶湖疎水

 

こちらはトンネル上部に「楽百年之夢」と書かれていますが、疎水事業計画時に100年先を見据えて書かれたものですが、琵琶湖疎水は120年余りも続いています。

 

疎水の歴史がわかり勉強にもなります。この記念館に入るには、「インクライン」を通ると近いのですが、最初は「インクライン」の意味も分かりませんでしたが、記念館でばっちり学習できます。

 

 

インクライン

 

これが「インクライン」で船運ルートの途中にある落差のある水路間を船を運ぶために施設された鉄道路線ですが、現在は使われておらずその遺構が残っているだけです。

 

インクライン

 

 

 

 

琵琶湖疎水記念館」次は「南禅寺」です。

 

 

<南禅寺>

一般的に禅宗とは、座禅を組む宗派のことで、臨済宗、黄檗宗、曹洞宗の三つの宗派の総称で、臨済宗、黄檗宗の本山は15あり、「南禅寺」はその一つで南禅寺派の大本山です。

 南禅寺 南禅寺

 南禅寺

「南禅寺」「三門」は上に上ることができますが、急な階段を昇っていくため足に自信のないお年寄や小さなお子様にはきついと思います。

 

 南禅寺

 

 

 

 

 

 

                                             「三門」の上から見える「法堂」

「南禅寺」の中にも先ほど見てきた「疎水」の施設があり、ドラマなどの場面にもよく出てくる景色です。

 南禅寺疎水 南禅寺疎水

 

<ねじりまんぽ(蹴上トンネル)>

ねじりまんぽ

「南禅寺」を後にして、地下鉄「蹴上」駅に向かう途中にある「ねじりまんぽ」と呼ばれるトンネルがあります。写真ではわかりにくいかも知れませんが、レンガが斜めに積み上げられています。もともと、このトンネルの上はインクラインで強度を上げるためにわざとレンガを斜めに積み上げたことでトンネル内は螺旋状になっています。

 

次に「本能寺」に向かうために「蹴上」から「京都市役所前」まで今日初めての地下鉄移動です。

<本能寺>

本能寺

「本能寺の変」で誰もが知っている有名な「本能寺ですが、現在の場所は「本能寺の変」時の場所からは変わっています。

 

 

 

 

たまたま、信長の甲冑試着無料体験でしていたので着てみましたが、貫禄がないので足軽にしか見えません。

 

お昼はまだ食べていなかったので、寺町通を四条方面に歩き途中にあったとんかつ屋さんで腹ごしらえしました。この後は「ロンドンヤ」「カステラ饅頭ロンドン焼き」を買って、錦市場で漬物を購入し、その後「建仁寺」に向かう前に、「祇園」の方にできた新しいスイーツの店「ラ・メゾン・ジュヴォー」に行きたいということで寄り道をしました。

 

<建仁寺>

「建仁寺」臨済宗建仁寺派の大本山で開祖は栄西で、俵屋宗達「風迅雷神図」などの文化財がります。

建仁寺風神雷神図屛風

建仁寺

建仁寺

 

 

 

 

 

 

 

法堂の天井には2002年に創建800年を記念して、小泉淳作氏により双龍の絵は描かれています。

 

 

最後に、こんな構図の写真も撮ることができます。

今回は6つの神社仏閣を一か所の移動以外は全て徒歩で回ってきました。

 

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