2019年3月11日(月)から3月14日(木)まで2泊4日で約1年半ぶり2度目の香港です。今回は澳門(マカオ)も訪問しました。事前の天気予報では11日は夕刻から小雨、12日は晴天、13日は雨模様の予報でしたが、晴れ男の面目躍如、最終日は雲も多かったですが現地での3日間は好天に恵まれました。
今回のエアは、関西空港発8:20のpeachMM063便です。友人と少し早いですが関空第2ターミナルで6:40頃に待ち合わせをし無事合流。チェックインを済ませて香港へは定刻で飛び立ちました。
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peachMM063搭乗券 -
peachMM063
香港到着後、預け入れ荷物はないのでスムーズに入国審査を終え、先ずは<オクトパスカード>を入手。私は以前来た時に手に入れていますが、残額がほとんどないので$100だけチャージしました。一服したあと、<A21>ルートのバスで今回宿泊する<Best Western Grand Hotel>に近い<プルデンシャルセンター(恒豊中心)>バス停に向かいます。地下鉄(MTR)の最寄り駅は<ジョーダン(佐敦)>になります。写真は降りるバス停近くで写したものでガラガラですが、 少し手前の<モンコック(旺角)>辺りのバス停で中国人団体客が降りて行ったからで、その前は満席でした。
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バス車内 -
ネイサンロード(弥敦道)
無事に予定していたバス停で降りれました。ホテルのチェックイン前に遅めの昼食(14時頃、日本時間では15時頃)を摂ることにし、何軒かあったお店のうち入ったお店は<富都茶餐廳>というお店ですが読み方は判りません。
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富都茶餐廳 -
富都茶餐廳店内 -
富都茶餐廳店内
私は<揚州炒飯:$54>、友人は<鮮茄牛肉飯:$54>を頼み、もう一品として<馳名生炒骨:$80>を頼みましたが、どれも美味しかったです。特に骨付きのポークは美味しかったですね。香港$1が15円くらいなので800円、1,200円くらいですかね。香港の物価は上昇しており、日本とほとんど変わらないかも知れません。
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揚州炒飯 -
鮮茄牛肉飯 -
馳名生炒骨 -
レシート -
メニュー -
メニュー
バス停からホテルまでは徒歩10分弱ですが、昼食を摂った店からは5分少々でつきました。途中に場外馬券売り場がありました。最終日に<ハッピーバレー競馬場>に行く予定にしているので興味本位で少し覗いてみました。
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場外馬券場 -
場外馬券場 -
場外馬券場
ようやく今回のホテル<Best Western Grand Hotel>に無事チェックインしました。写真の団体用入口はチェックアウトの日に撮ったものです。
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ホテルフロント -
団体用入口
チェックイン後、30分ほど休憩しホテルから徒歩5分くらいの距離にある<香港歴史博物館>に行きました。有史以前から1997年に中国に返還されるまでの文化や生活様式の歴史が展示されています。入館無料ですが、その展示内容は無料とは思えないほど充実しています。日本占領時代の歴史も含まれています。行ってみる価値はあると思います。
香港歴史博物館
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香港歴史博物館 -
香港歴史博物館
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香港歴史博物館 -
香港歴史博物館
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香港歴史博物館
見学後、両替のレートが良いと言われる<重慶大廈 (チョンキンマンション)>へ徒歩で向かいました。何件も並んでいる店の中から一番レートの良かった店で両替し、そのまま香港島に渡るためにスターフェリーの乗場まで、また歩きです。
ビクトリアピーク
香港島に渡る目的はビクトリアピークです。私は前回来た時に行ってますが、この時は朝一番で行き、ビクトリアピークの頂上まで行き、遊歩道を一周するのが目的でしたので、今回は夜景を見るために上りました。また前回は<ピークトラム>で行きましたが、今回はバスで行くことにしました。バスはスターフェリーの香港島側の埠頭のすぐ近くから乗れます。
頂上は夜景を見るために多くの観光客で賑わっており、ピークトラムの乗り場もかなりの行列ができていましたので帰りもバスで帰りました。
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スターフェリー船内 -
山頂行きバス車内
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ビクトリアピークからの眺望 -
ビクトリアピークからの夜景
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スターフェリー船内からの夜景
<シンフォニー・オブ・ライツ(幻彩詠香江)> は毎晩20時から13分間開催される光のショーですが、その時間はちょうど山頂から降りてくるバスの車内で、しかも海側が見渡せない辺りを走っていたので、残念ながら見ることは出来ませんでしたが、帰りのフェリーから見える夜景も奇麗です。
九龍島に戻り、ホテルに戻る途中で食事する場所を探しながらブラブラと歩いてお店探しです。途中<1881 HERITAGE>にも立ち寄りましたが、 ここはもとは<香港警隊前水警総部(日本でいえば、水上警察署)>の施設で、今は高級ホテルやブティックなどが入ってます。また、<プロジェクトA>のロケ地としても使われています。
MTR尖沙咀(チムサーチョイ)駅を東に入った<加寧分道>沿いに、今夜の夕食の店を見つけました。<鶏記 潮州麺食>という店ですが、後で看板を見ると日本語も書かれていました。料理は他にも頼んだのですが、料理の名前も忘れましたし、写真を撮るのも忘れてました。その後ホテルに戻り、明日の<澳門>行きに備えて23時ごろにベッドに入りました。
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鶏記 潮州麺食 -
鶏記店内 -
3月12日(火)
今日は澳門(マカオ)へ足を延ばします。8時過ぎににホテルを出て、徒歩で九龍公園を横切りチャイナ・フェリーターミナルに向かいました。9時の便にしか乗れないと思っていましたが、8時半の便に乗ることができました。
余談ですが、ターミナルについてチケットを売り場を探していると親切に売り場を教えてくれる人(若い男の子です)がいて売り場に誘導してくれます。ターミナル内の案内係だと最初は思っていましたが、売り場ではなく、チケットを手売りしている売り子がいるだけで、片道か往復か聞いてきます。本来のチケット売り場は別の場所にあることがこの時目の端に見えます。ただ、すぐ横にはゲートがあり職員もいるのですが、この行為になんら口をはさみません。ダフ屋ではないんでしょうが、怪しいので正式な窓口で購入しました。料金は$171で、往復では売っていません。そういえば、子供のころバスや市電の乗り場にチケットを売っているおばちゃんがいましたが、それと同じ仕組みなんでしょうね。回数券を買い、ばら売りして利ザヤを稼ぐんだと思います。今の日本では言えばチケット屋に近い存在でしょうね。ただ、買わなくて良かったと思ったのは、これは憶測ですが、実際に搭乗口に行くと、キャンセル(空席)待ちの列があり、そこに並んでいる人がいます。これは多分そのルートで手に入れたチケットを持っている人たちだと思います。正規窓口での購入者が定員に満たない場合のみに乗れるんだと思います。
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フェリー座席指定チケット -
乗船口 -
乗船口 -
フェリー船内
香港からの出国審査(パスポートのチェックぐらいの簡単な手続きで、荷物も特に調べません)を済ませて無事にフェリーに乗りました。チケットにあるように座席は全席指定です。
澳門(マカオ)
1999年までポルトガル領だったマカオは、中国大陸の植民地の中ではもっとも古く、植民地時代の遺構が数多く残っています。2005年7月15日に8つの広場と22の歴史的建造物が<マカオ歴史地区>という名前で世界遺産(文化遺産)に登録されました。
約1時間で澳門(マカオ)に到着し、入国審査(これも簡単に終わります)を終えて中心部に向かうためにカジノを運営しているホテルの無料送迎バスに乗りますが、事前に調べていたセナド広場にも近い<グランドエンペラーホテル(英皇娯楽酒店)>のバスを利用しました。
グランドエンペラーホテル(英皇娯楽酒店)
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グランドエンペラーホテルシャトルバス -
グランドエンペラーホテル入口 -
グランドエンペラーホテル前 -
カジノへの上り口
20分ぐらいでホテルに着いたと思いますが、景色を眺めていたのではっきりしません。先ずは、カジノ寄ってみますが、カジノ内は写真撮影できないので写真はありません。日本でいう2階に上がったところにスロットマシンのほかバカラもあるんですが、バンカーが配るカードがモニターに映し出されて、プレイヤーは手元の画面で操作する方法で、バンカーとプレイヤーがテーブルを挟んでやり取りするものではありません。が、多くの人が参加できます。ほかに大小(サイコロゲーム)などもありましたが、これは機械がサイコロを投げて、周りに6~8席ぐらいあり、手元の画面を操作するものでした。あまりカジノらしくないなと思ってしばらく架空でゲームに参加しましたが負けていました。30分ほどでカジノを出ました。ただ、帰る時にフェリー乗り場までのバスチケットを貰おうとすると、日本でいう3階でもらえるというので上ってみると、そこはバンカーとプレイヤーがテーブル越しにやり取りしているフロアで、カジノらしいカジノはこのフロアだったみたいです。どのテーブルも満席で周りにもいっぱい立っていました。
ホテルを後にして、取りあえずは<セナド広場(議事亭前地)>に向かいました。徒歩で10分弱の距離です。まだ午前11時ごろですが結構多くの観光客がいます。
セナド広場(議事亭前地)
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セナド広場(議事亭前地)
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澳門観光地図 -
方向表示板 -
セナド広場から聖ドミニク教会への道
セナド広場から<聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)>を目指しますが、途中にある<聖ドミニク教会(澳門玫瑰聖母堂)>に立ち寄りました。広場からは5分もかかりません。
聖ドミニク教会(澳門玫瑰聖母堂)
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聖ドミニク教会 -
聖ドミニク教会
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聖ドミニク教会展示物 -
聖ドミニク教会展示物 -
聖ドミニク教会展示物
さらに5分ほどで<聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)>に着きました。
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)
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聖ポール天主堂跡 -
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)
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聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊) -
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)
次に<モンテの砦(大炮台)>へ回る予定でしたが、<聖ポール天主堂跡>のすぐ横から<モンテの砦(大炮台)> へと続く道があり、そこを上がる途中に<澳門博物館>があり覗いてみることに。エスカレーターを上っていくとそこが入口です。
澳門博物館
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澳門博物館 -
地図
写真を何枚か撮りましたが、フラッシュは禁止だったので暗くてあまりいい写真がありませんでした。地図では日本も記載がありますが右上にある丸っとした島が日本です。ここも入館は無料です。
博物館を出て<モンテの砦(大炮台)>に向かいますが、博物館の3階を出ればそこが<モンテの砦(大炮台)>で大砲はまさにこの場所にあります。<モンテの砦(大炮台)> へ至る正面の入口は大きく迂回していかないといけないですが、<聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)>の横からならすぐに行けます。
モンテの砦(大炮台)
大砲は北の中国大陸方向にはなく、東、南、西の三方向、つまり海の方向に向けて据えられています。海からの攻撃に備えたものだそうです。
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大炮台からの眺望 -
モンテの砦 -
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モンテの砦(大炮台)入口
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モンテの砦からの眺望 -
モンテの砦からの眺望
モンテの砦(大炮台)から再びセナド広場(議事亭前地)に戻る途中で昼食を摂ることになり、入ったお店は美麗街にある<美麗街餐廳(點心皇)> という名前のお店です。
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美麗街餐廳(點心皇) -
美麗街餐廳(點心皇) -
美麗街餐廳(點心皇) -
味菜炒牛肉飯 -
味菜炒牛肉飯 -
ランチメニュー
昼食後、<カテドラル広場(大堂前地)>に出て一服を兼ねて休憩です。
カテドラル広場(大堂前地)
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カテドラル広場(大堂前地)
聖カテドラル教会(聖母誕辰主教座堂)
広場のすぐ横にあるのが<聖カテドラル教会(聖母誕辰主教座堂)>です。
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カデドラル教会(聖母誕辰主教座堂) -
カデドラル教会(聖母誕辰主教座堂)
カテドラル教会のすぐ近くには<主教座堂辦公室>があります。
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主教座堂辦公室
<セナド広場(議事亭前地)>に戻り、その向かいに<民政總署大樓>があり、ポルトガル語ではレアル・セナドとなり、この名前がセナド広場の由来です。ポルトガル様式の建造物です。
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民政總署大樓 -
民政總署大樓
<民政總署大樓>内を見学後はセナド広場から南方向に向かいますが、道を間違えて遠回りをして<サン・ジョセ修道院聖堂(聖若瑟修院及聖堂)>にたどり着きましたが、迷った道も趣のある街並みで、公園のような場所では地元のお年寄りたちが井戸端会議をしていたり、犬の散歩をさせていたりマカオの生活を垣間見ることが出来ました。
<サンジョセ修道院聖堂(聖若瑟修院及聖堂)>
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サン・ジョセ修道院聖堂
(聖若瑟修院及聖堂) -
サン・ジョセ修道院聖堂
(聖若瑟修院及聖堂) -
サン・ジョセ修道院聖堂
(聖若瑟修院及聖堂) -
聖ジョセ修道院聖堂 (聖若瑟修院及聖堂)
<サン・ジョセ修道院(聖若瑟修院及聖堂)>のすぐ近くには、裏口になりますが、<聖ローレンス教会(聖老楞佐教堂)>がりあります。
<聖ローレンス教会(聖老楞佐教堂)>
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聖ローレンス教会
(聖老楞佐教堂) -
聖ローレンス教会
(聖老楞佐教堂) -
聖ローレンス教会
(聖老楞佐教堂) -
聖ローレンス教会(聖老楞佐教堂)正面
ここからさらに南に1Kmほど歩けば<媽閣廟>にたどり着けますが、<媽閣廟>には向かわず、セナド広場方向に戻りました。戻る途中に<ドン・ペドロ5世劇場(崗頂劇院)><聖オーガスティン教会(聖奥斯定教堂)>があり、先ほど行った<サン・ジョセ修道院(聖若瑟修院)> の別の入口がありますが、ここからは一般人は入れません。
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ドンペドロ5世教会
(崗頂劇院) -
聖オーガスティン教会
(聖奥斯定教堂) -
聖若瑟修院
みたびセナド広場前に戻り、そのままフェリー乗り場までの送迎バスに乗るため<グランドエンペラーホテル(英皇娯楽酒店)> に戻りました。「フェリー乗り場に行くバスに乗るにはどうしたら良いか」と聞くと、「チケットを貰ってこい」ということで、フロントで聞いたら、前述したように3階のカジノまで貰いに行くことになりました。
帰路は、昨年(2018年)10月24日(セレモニーは前日の23日)から一般開通した<港珠澳大橋>を使って帰ろうとも一瞬思いましたが、事前に調べておらず、そこへ行く方法(多分バスでしょうが)も調べていなかったので、往路と同じように、帰りもフェリーで帰ることになりました。次回、香港から澳門に行く機会があれば乗ってみようと宿題にしておきます。
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澳門から香港へのチケット -
澳門フェリーターミナル待合室
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ターボジェットフェリー
香港へ戻ってきたのは18時過ぎでしたので、シンフォニー・オブ・ライツを見ようと思えば充分に見れる時間ですが、私は前回見ているし、連れはあまり興味がないのでパスすることにして、ネイサンロード(彌敦道)をブラブラと北上しましたが、今日は大分歩いているので、そこそこ歩いたところで引き返し、早めに夕食をということになりましたが、ずっとパイプ椅子に近い椅子の店ばっかりだったので、食堂らしい椅子のある所に入ろうと探していたら、キンバリーロード(金巴利道)をで見つけた店が<輕鬆一下 >とい名前の店でした。小綺麗なお店でしたし、味も申し分なしです。
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輕鬆一下 -
メニュー -
梅菜扣肉飯 -
三絲炒上海麺 -
煎鮮蝦腐皮巻 -
鮮蝦燒賣皇 -
店内 -
店内
3月13日(水)
今日の予定は、夕刻より<ハッピーバレー競馬場>に行き、数レース楽しんだ後は空港へ向かうことだけが決まってましたが、それまでの予定は未定で成り行きに任せてましたが、午前中に<九龍寨城(九龍城砦)>へ行くことになりました。取りあえずチェックアウトを済ませ、身軽に行こうと言うことでリュックはホテルに預け、バスで向かいました。
九龍寨城(九龍城砦)
私は、前回来た時にも近くの<リーガルオリエンタルホテル(富豪東方酒店)>のチェックイン待ちの時間を利用して来ましたが、その時はあまり隅々まで見てませんでしたので改めての訪問です。かつては無法地帯として知られていたバラックなどが立ち並んで混沌とした一角でしたが、今は全て取り壊されてバスケットコート、テニスコートなどのスポーツ施設や九龍寨城公園などに整備されていて、市民の憩いの場所になっています。
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九龍寨城乾門 -
九龍寨城北門 -
九龍寨城艮門 -
九龍塞城南門 -
九龍塞城巽門 -
九龍寨城マップ
城壁の門は6か所ありますが、東門(ここが正面入口になるんですが)だけ写真を撮り忘れました。南門から入ってすぐに、かつての混沌とした建物のモニュメントや南門の遺構などがあります。
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モニュメント -
南門遺構
公園内を一回りして<九龍寨城>を跡にして、帰りもバスでホテルに引き上げました。荷物を受け取り、この後は道中で相談して<スタンレー(赤柱)>に行くことにしました。
荷物を受け取った後、今回初の地下鉄利用で佐敦(ジョーダン)から中環(セントラル)まで行き、交易廣場バスターミナルから<260>番のバスで<スタンレー(赤柱)>に向かいました。所要時間は30分程度です。
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交易廣場バスターミナル -
赤柱行きバス乗り場
スタンレー(赤柱)
スタンレー(赤柱)は香港島の最南端にある半島の付け根にある街です。バスで来る途中、海岸線の砂浜がある場所では、すでに数人ですが海水浴を楽しんでいる姿が見られました。暖かいですが泳ぐには早いかなとも思います。
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赤柱バス停 -
赤柱バス停付近
バス停から数分歩けば海岸線です。マーケットの方には向かわずに海岸線へ先に出ました。
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赤柱マップ -
赤柱 -
赤柱
右端の写真の反対側は、<赤柱海濱小賣亭(スタンレー・ウォーターフロント・マート)>と呼ばれ、海に面したエリアに、スナックカウンターやショップが入っています。 昼食を食べていなかったのでここで遅めの昼食をすることにしましたが、がっつりとしたもはなく、アルコール主体で軽食があるような店が並んでいます。私は、アイスコーヒーとホットドッグを食べましたが、なかなか美味しかったですよ。
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オープンスナック -
ホットドッグ -
アイスコーヒー
お腹も満たされたので、香港の最も古い西洋建築の一つと言われる<マレーハウス(美利樓)>を目指して歩きました。因みにこの建築物はもともとここにあったものではなく、英国軍将校の住居としてセントラル(中環)に1846年に建てられたものでしたが、その後香港政府に譲渡され傷みがひどくなったために取り壊されましたが、歴史的に貴重な建築物であるということから資材を保存し、この地に再現建築されているのです。今は、2階、3階はレストランで、1階は<香港海事物館 >となっています。3階だったと思いますが、写真にあるようなハートのオブジェもありました。
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マレーハウス -
マレーハウスからの眺望 -
ハートのオブジェ
その先には、離島と結ぶ航路のために<赤柱卜公碼頭>と呼ばれる埠頭があります。
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赤柱卜公碼頭
<マレーハウス(美利樓)>の裏手には<天后廟(ティンハウミュウ)>と呼ばれる廟があり、漁師の守り神とされています。
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天后廟 -
天后廟 -
天后廟
また、すぐ横にはスタンレープラザと呼ばれるショッピングセンターがありますが、洗手間(トイレ)を利用しただけで館内は見てません。帰りはマーケットの中を通りバス停に戻りました。この後は、今日の、そして今回の香港最後の予定、<ハッピーバレー競馬場>に向かいます。<スタンレー(赤柱)>からの帰りのバスの車内から<ハッピーバレー競馬場>を見ることができます。
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赤柱マーケット -
赤柱マーケット
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帰りの赤柱バス停 -
赤柱から帰りのバス車内
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車窓から見えるハッピーバレー競馬場
セントラル(中環)まで戻らずに、<ハッピーバレー競馬場>に近いバス停で降り徒歩で向かいましたが、意外に歩きました。
ハッピーバレー競馬場
香港の競馬場は、国際レースが開催される<沙田(シャンティン)競馬場>がメインですが、<沙田競馬場>ができるまでは、ここ<ハッピーバレー競馬場>だけでした。この時期、<ハッピーバレー競馬場>は毎週水曜の夜に開催されており、今回タイミングよく行くことができたのです。第1競走の出走時間は19時15分でしたが、17時過ぎには競馬場に到着しました。
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ハッピーバレー競馬場 -
ハッピーバレー競馬場入場口
入場料は$10ですが、<オクトパスカード>が使えます。馬券は現金だけですよ。出走まで2時間ほどあるので、場内はまだガラガラですが、馬券の買い方などを調べる時間が出来て早く着いて良かったと思いました。沙田競馬場は知りませんが、このハッピーバレー競馬場では、入ってすぐにアルコールや軽食を販売するテント張りの店とステージがあり、後で分かったんですが、このステージはレースとレースの合間にバンドが生演奏します。競馬が目的じゃなく、ビールを飲んで大音量で生演奏を聴いてノリノリになるのが目的の人もいたように思います。
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ハッピーバレー競馬場内
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ハッピーバレー競馬場 -
馬券売り場
事前にインフォメーションでプログラムだけ貰い、日本と同じように投票用紙から全種類抜き出して、確保した席でお勉強です。プログラムは中国語版と英語版があり、当然のように英語版を貰ってきました。内容は判らなくても、日本と同じなんで英語が判らなくても問題ないです。ただ、馬券の種類を理解するのに一苦労。まとめると次のようになります
●Win(独贏)=単勝 ●Place(位置)=複勝 ●Quinella(連贏)=馬連 ●Quinella Place(位置Q)=ワイド ●Trio(單T)=三連複 ●Tierce(三重彩)=三連単
この他日本にはない、(First 4「四連勝複式」)(Quartet「四連勝単式」)などありますがパスです。他にも複数レースを予想するものもあります。
目の前にはパドックもあり、早い時間に行ったので一般で入れる席ではゴール板に近い席に座っています。
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パドック -
第1R:複勝馬券
いよいよ第一レースのスタートです。一応正面に見える電光掲示板のオッズを見ながら、3番の馬(5番人気位だったかな?)を複勝(Place:位置)$10で購入。第一レースの動画もアップしました。興味があればどうぞご覧ください。
見事外れです。友人は競馬なるものが初体験で日本でもしたことないのに、香港で競馬デビューです。最終的に3レースまで買ったのですが、すべて2-8の馬連( Quinella:連贏)を買ってましたが、結局は当たりませんでした。
その後、2レース目を検討しているときに、日本でも活躍していて日本の騎乗免許取得できると思ってたのに出来なかった<モレイラ>がいることに気づきました。そこで2レースはオッズも見ずに、モレイラ騎乗の12番の馬を単勝(Win:独贏)で購入しましたが外れました。第3レースは、モレイラ騎乗の11番の馬を含めて、5番・6番・9番・11番のワイド(Quinella Place:位置Q)をボックスで購入しましたが外れでした。香港ハッピーバレー競馬場のデビューは3レース買って全て負けましたが、十分に楽しむことが出来ました。ナイターですから昼間は観光して、その日が泊りなら、最終までゆっくりレースを楽しむこともできます。
なお、ハッピーバレー競馬場は芝コースだけで、全レース12頭立てで、他の日は知りませんがこの日の最終レースは8レースで発走時間は22時50分でした。
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ハッピーバレー競馬場
帰りの飛行機は、日付の変わった1時25分のフライトですから、時間的には、あと2レースぐらい楽しむことも出来ましたが、夕食も食べていないので、エアポートエキスプレスの香港駅近くで食べようと、帰りは今回初の的士(タクシー)で香港駅に向かいました。我々が帰る頃にも、まだまだ入場してくる人はいました。仕事終わりで来てるんだと思います。
夕食は香港駅周辺では良いところが見つけられず、結局は空港まで行って食べました。22時過ぎに空港に着き、一番最初に目についた<翠園>という店に入りました。この店は香港内に8店舗ある有名なお店のようですが、ここで食べた料理が、個人的には今回食べた中で一番口に合いませんでした。営業時間は23時までということで入店時にはお客さんはほとんどいませんでした。
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翠園:空港店 -
翠園:空港店 -
翠園:空港店
その後は、スターバックスで珈琲を飲んだりしながらフライト時間を待ち、無事に帰国しました。