旅の日記

旅仲間集合in平湯温泉

2020年12月5日(土)から7日(月)の2泊3日で、平湯温泉<ひらゆの森>で45年来の旅仲間と集まりました。2年前に新潟で集まって以来です。10数人は今でも親交はあるのですが、それぞれの予定や家庭の事情などで比較的身軽な仲間が集まり今回は前回の5人に加え、大阪からさらに一人(パンダ)参加して6人が集まりました。うち2人は1泊で引き揚げましたが、残った4人は連泊でした。

今回の宿、平湯温泉<ひらゆの森>で集合。私を含めた大阪組の二人は、1日1便だけある直通の<特急ひだ25号>で高山まで出て、高山からは濃飛バスで<平湯バスターミナル>まで。埼玉の二人(すっぽん、土岐ちゃん)は長野の友人(カビパン)と合流し、3人で車で。新潟の一人(くみとり)は単独で車でそれぞれが集まりました。

12月5日(土)

大阪組は大阪駅で集合し、1日1本の朝8時2分発の高山までの直通特急<ひだ25号>で一路高山まで。この<ひだ25号>は名古屋から来る<ひだ5号>と岐阜で連結して、大阪発の<ひだ25号>は高山止まり、名古屋発の<ひだ5号>は<飛騨古川>行きなので、高山で連結を外します。この特急は岐阜で10数分停車するので、大阪を出て高山に着くまで4時間20分ほどかかります。

高山についたら、昼食を食べて高山観光をするつもりでしたが、できるだけ早く平湯温泉まで来いと言うことで、観光はしないでバスに乗り<平湯温泉>に向かいました。

高山駅に隣接してある、濃飛バスの高山バスセンターから<新穂高ロープウェイ>行きのバスに乗り、待ち合わせ場所の<平湯バスターミナル>に13時40分に到着しました。

5分も経たないうちに、長野からの車組3人も到着したので、バスターミナルから直ぐの今日の宿<ひらゆの森>へ。

<ひらゆの森>

<ひらゆの森>は日帰り入浴も可能な施設で、大きなスーパー銭湯と思っても良いですが、都会にあるようなスーパー銭湯とは全く異なり、大浴場はもちろん露天風呂がいくつもあり、温度もそれぞれ異なっています。日帰り入浴でもこれらのお風呂に入れますが、宿泊者は宿泊棟に貸し切りの露天風呂が二つあります。貸切風呂と言ってもスケールはでっかくて10数人でも入浴できます。私も早朝に一人で満喫しましたが、少しお湯は温めです。こちらから見てください。http://hirayunomori.co.jp/

チェックインには早い時間ですが、館内で珈琲を飲んで時間を潰しているうちに14時半過ぎにチェックインすることが出来ました。新潟から来るくみとりは、16時ごろ到着予定ということだったので、すっぽんと二人で宿から1kmちょっとのところにある<平湯大滝>観光に出かけました。

<平湯大滝>

メイン道路から外れて、山道を1kmほど登っていくと<平湯大滝>がありますが、道路には積雪があり、車が走った後はシャーベット状で歩きにくいので、道路わきの積雪のある部分を登っていきました。

数人の観光客がいましたが、日本の滝百選に選ばれているだけあって、見ごたえのある滝です。落差は64mで幅は約6mあります。厳冬期には滝が凍って氷瀑となります。この写真では見にくいですが、つららも何本ができていました。

16時少し前に宿に戻ると16時頃に到着予定のくみとりは15時頃に着いたとのことで、風呂にも入ってすでに寛いでいました。夕食は18時からなんで、私もひと風呂浴びて時間を過ごしました。

飛騨牛のステーキがメインでしたが、追加注文もして飛騨牛を堪能しました。写真は食べ終わって、もう食べられません状態です。

2時間ほど夕食会場で昔話や近況話で時を過ごした後は、部屋に戻って再び宴会ですが、昔のように徹夜で騒ぐ元気もなくなり、22時過ぎには次々とダウンしましたが寝方は昔と同様に雑魚寝です。

12月6日(日)

が、朝はみんな早いです。6時ごろには既に朝風呂を浴びて、部屋でまったりしてます。

この日は朝食後に、大阪へ帰るパンダを見送りがてら高山観光に。新潟へ帰るくみとりも高山経由で帰ることになり、6人で車2台に分乗して高山に向かいました。

宿を出て振り返ると、奇麗な雪山が見えますが、山登りが趣味のカビパンがあれは<笠ヶ岳>だと教えてくれました。本人も日帰りで数回登ってるそうです。この場所からは見えませんが、右の方に<槍ヶ岳>があります。

<高山>

高山には何時に着いたか覚えてませんが、10時頃だったと思います。車を高山市の図書館<煥章館>の駐車場に止めて、高山の古い町並み<三町筋>を観光しながら、<宮川朝市>へ足を運びました。

<陣屋>

朝市に行った後、くみとりは新潟へ帰っていきましたが、残る5人で<陣屋>に行きました。

飛騨の国は、もともと金森氏を藩主とする高山藩の統治下にあったのですが、1692年(元禄5年)に江戸幕府の直轄となり、明治維新に至る176年間に25代の代官、郡代が派遣されて幕府直轄領として政務が執り行われていました。代官・郡代所として、主要な建造物が現存するのはこの高山だけで、国の史跡になっています。

館内は冷え切っており、入口で靴を脱ぐのですが、スリッパも履かず、暖房もなく足の裏から冷えて、足の指の感覚がなくなってくるくらいです。

<焼肉ろくべえ>

その後をお昼を食べることになったのですが、やっぱり飛騨牛でしょうということで、観光の中心街の飛騨牛が食べれる店は混雑してて、密です。カビパンが地元の人らが利用する店を知っていると言うことなんで、電話で予約して訪問。ただ、中心部から20分ほど歩きました。

だが、歩いた甲斐はありました。おしゃれなお店で、行ったときは他にお客さんもおらず貸し切り状態です。観光地中心部の喧騒とは大違いです。ロースが高かったのでカルビにしたんですが、お肉を追加注文するとサービスと言うことで追加分は上カルビにしてくれました。ご飯とスープはお替りOKで、追加分の肉も入れて一人当たり2,500円位でした。キムチやサラダもついているし、肉も美味しいし大満足で食べすぎてしまいました。

食事の後は、ブラブラと歩き、途中で買物をすると、商店街のイベントで1000円分の金券を貰ったので、食後の珈琲を<鍛冶橋>たもとの<カフェ・レストラン花水木>でいただきました。店内は禁煙ですが、テラス席では喫煙できます。

大阪へ帰るパンダの列車の時間は15時38分発の<ひだ36号>なのですが、ほど良い時間になったので、駐車場に車を取りに戻って駅まで送っていきました。

残った4人で、<ひらゆの森>まで1時間ほどのドライブです。夕食までは時間があるので温泉に入ったりして時間を過ごしました。

2泊目の夕食は飛騨牛のすき焼きがメインですが、お昼に食べすぎたので肉の追加注文もせず、美味しくいただきましたが、お腹が減っていればさらに美味しかったでしょう。

12月7日(月)

最後のひと風呂を浴びて帰路に着きました。私も帰りは高山経由にせずに、みんなと一緒に車に便乗して塩尻まで送ってもらいましたが、途中で<道の駅 今井恵の里>に立ち寄りました。地元の新鮮な野菜や果物のほかジャムなどの加工品が販売されていて、食堂や多目的施設や体験農場などもあり、何でも安かったです。安いんですが、そんなにも買えないのでリンゴだけ買いましたが、安かったですよ。買い物に専念して写真撮り忘れてました。

この後、それほどお腹は空いてなかったですが、塩尻駅にほど近い中華そば専門店の<大石家>で少し早めの昼食を摂りました。

塩尻駅には11時半過ぎに着き、12時3分発の名古屋行き<しなの10号>に乗り、名古屋で途中下車してどこか行こうかとも思いましたが、そのまま新幹線に乗り継いで15時半には帰宅できました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です