旅の日記

飛鳥巡り

10月9日(日)に飛鳥エリアを回ってきましたが、今回はブログ作成をする意図がなかったので、写真などもあまりないのですが、友人からブログへのアップ依頼があり、ほぼ2か月経過しましたが、思い出しながら、数少ない写真を頼りに作成します。

この飛鳥巡りは、当初コロナという概念がなかった頃に計画していたのですが、予定していた時期にはコロナがメディアで騒がれだして、そこまで脅威にはなってなかった最初の頃でしたが、念のためということで先延ばしにしていたのですが、ますますコロナの脅威が増してきてお流れになっていた計画でした。

メンバーの予定を合わせるのが難しく、10月9日(日)に決めたのですが、天気予報は昼頃から雨模様です。自転車を借りて回る予定でしたが、メンバーの一人が足に不安があり、自転車に乗るのが難しいと言うことで不参加となり、私を含めて3人で行くことになりました。

当初計画では、大まかには、飛鳥駅でレンタサイクルを借りて、キトラ古墳、高松塚古墳、鬼の俎、鬼の雪隠、天武・持統天皇陵、亀石、聖徳太子生誕碑、橘寺、石舞台、万葉文化館、飛鳥寺、甘樫丘、橿原神宮前駅で自転車を返却する予定でしたが、朝から曇天で天気予報は的中しそうな雲行きでしたので、行きの道中で相談の結果、念のために調べていた<飛鳥周遊バス(かめバス周遊)>を使うことに急遽予定変更しました。

先ずは、飛鳥駅まで行かずに橿原神宮前駅で下車し、<飛鳥周遊バス>のチケットを販売している、駅近くにある<かしはら観光インフォメーション>に立ち寄りました。通常販売価格は650円なのですが、今年の9月から来年(2023年)3月までキャンペーンで400円で購入できました。

計画とは逆回りですので、先ずは<甘樫丘>の丘に向かいます。

車内放送で<甘樫丘>と放送が流れたので、後者ボタンを押したのですが、バス停は過ぎ去った後、車内放送を流すタイミングのミスでしょうね。行き過ぎたところで、バスを停めてくれましたが、少々歩いて戻る羽目に。

甘樫丘

標高は148mの丘陵ですが、バス停から最短ルートで登ったせいか、階段がきつくてけっこう足腰にきます。頂上は展望台になっていて、明日香村内や橿原市内の大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山)藤原京などの風景を望むことができますが、この日は生憎の空模様で雨は降ってはいませんが、見晴らしはあまりよろしくなかったです。写真は撮ったような気がしていましたが、写していませんでした。

次に向かう予定の<飛鳥寺>も見えますので、直線距離にして1km位でしょうか歩いて向かいます。

飛鳥寺(安居院)

実際には、約1.5km歩いて<飛鳥寺>の裏門に到着しましたが、途中には<飛鳥水落遺跡>、門の少し手前の、田んぼのあぜ道のところに<蘇我入鹿首塚>もぽつんと建っています。

<蘇我入鹿首塚>から振り返れば、<飛鳥寺(安居院)>の裏口です。

<飛鳥寺>は、真言宗豊山派の寺院で、山号は鳥形山(とりがたやま)です。ご本尊は<飛鳥大仏>と一般的には呼ばれていますが、釈迦如来像です。<飛鳥寺>は旧称で<安居院>が現在の正式名称です。また、日本最古の寺院とも言われています。

裏門から入ると、右手に鐘楼、左手に本堂があります。<鐘楼>には上がって、実際に鐘を突くこともできます。

<飛鳥大仏>

お釈迦様の表情は、右から見るのと、左から見るのとで異なって見えますし、真正面ではなく、やや右に顔を向けられてます。高さは、約2.7mあります。現場でボランティアガイドの方が詳しく説明してくれましたが、時が経ちすぎてほとんど忘れてしまいました。

<飛鳥寺>を後にして、<万葉文化館>に歩いて向かいましたが、裏道から歩いていく方が近そうなのでそちらのルートを選択。

万葉文化館

2001年に開館した施設で、館内は<万葉集>を中心とした古代文化にまつわる資料が展示されています。入館料は無料ですが、展示内容は充実しています。入口では奈良県のマスコットキャラクター<せんとくん>がお出迎えしてくれます。

次は、<石舞台>に向かいます。万葉文化館西口バス停から石舞台バス停まで、本日2度目のバスです。

石舞台

石舞台バス停には約5分の乗車時間で11時40分ごろに到着しましたが、小雨が降り始めました。先に<石舞台>を見てから食事をするより、混みだす前に、先に昼食を摂ることにしました。ただ、事前に調べていた農村レストランに行くつもりが、違うレストランに入ってました。でも、ここでもそれなりに満足したランチでした。先に昼食取ったのは大正解で、店はすぐに満席なっていました。

食事を終えて外に出ると、傘が必須の状態の本降りになってました。で、駐車場を横切り石舞台の入り口に近いあたりで、初めに行こうと思っていた農村レストランが駐車場の反対側にあることを発見しました。

<石舞台>は古墳時代後期の方形古墳で、蘇我馬子が埋葬されていたことが有力視されています。

石室内部の写真も撮ったつもりでしたが、残ってないので撮ったつもりだったんでしょうね。

次は<橘寺>に向かいます。が、この時にハプニングが発生。川原方面に向かうバスに乗ったつもりが、同じバス停から1分違いで発車する飛鳥寺方向に向かうバスに乗ってしまい、<万葉文化館西口>の車内放送で間違えたことに気づくも、バスは既に<万葉文化館西口>を過ぎており、次のバス停<飛鳥大仏>で降車。川原方面行きのバスの時間まで20分ほどあるので、飛鳥寺正門前のお土産屋さんで時間潰しをして、<橘寺>最寄りの川原バス停に向かいます。

バス停は川原バス停で降りますが、聖徳太子生誕地もこのあたりです。川原寺は現在はなく、斉明天皇飛鳥川原宮跡でもあります。バス停を降りて細い道を進んでいくと、<聖徳太子御誕生所>の石碑が立っており、それを進んでいくと<橘寺>に出ます。

橘寺

天台宗の寺院で、山号は仏頭山です。ご本尊は聖徳太子で、正式名称は<仏頭山上宮皇院菩提寺>です。

境内には<二面石>と呼ばれる、高さ約1mほどの飛鳥時代の石造物があり、左右に善相と悪相が彫られており、人の心の二面性を表現しているといわれています。

この後、<天武・持統天皇陵><高松塚古墳><キトラ古墳>と訪れる予定でしたが、雨もやみそうになく、バスに間違えて乗って時間も30分ほどロスしているので、このまま帰ることにしました。

飛鳥駅からの時間もタイミングが悪くて、駅で30分ほど時間潰して帰路に着きました。

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