旅の日記

台北グルメ&街歩き

2023年5月23日、関空発07:15のpeach MM023便に乗り、桃園空港港まで約3時間のフライトで、ほぼ定刻の現地時間09:15に到着しました。今回は基本ノープランだったのですが、到着した日は<象山自然歩道>に2日目は<烏来瀑布>へ行こうかと言うざっくりしたプランはありましたが、後は夜市を含めて台湾グルメを堪能するのが目的でした。

入国審査には約1時間ほど要して、台湾へ5度目の入国。友人とは3度目の入国です。

台湾キャンペーン大当たり

今回、運よく2023年5月1日からスタートした、台湾観光局が実施している個人旅行者向けのキャンペーンがあり、当たれば5,000台湾ドル(訪台時のレートで日本円換算で約22,000円)を貰えるキャンペーンをしていました。友人と二人で事前登録(入国1週間前から前日まで)をすませ、スマホに表示されるQRコードを機械で読み取らせて抽選するのですが、桃園空港で抽選したら、友人は外れましたが、私はなんとCONGRATULATIONの表示が。画像の左側が抽選会場で、右が引換所です。

Easycard(悠遊カード/電子マネーカードです)で受取りを希望していたのですが、Easycardは在庫がもうなくなってしまい、iPASSカードしかないのでと言うことで、iPASSカードを受け取りました。何にしても嬉しいです。Easycardと同じように交通cardや店舗での支払いに使えます。

ただ、実際に手にしましたが、まぁ使える場所がありません。使える施設や店舗は記載されているのですが、交通cardとしては使えますが、後はコンビニでの支払いだけです。これは、後で分かったのですが、宿泊したシーザーパークホテルのフロントスタッフで日本語のできる子に聞くと、EasycardとIPASSの違いは、日本で言えば、ICOCAとSUICAの違いと同じですと教えてくれました。iPASSは台南や高尾の方で流通しているカードです。確かに使えると書かれている施設・店舗は、台南や高尾の方にある店舗です。でも、チェーン店のマクドナルドでも使えません。ICOCAやSUICAのような相互利便性は全くないです。あと、1回の支払い額上限が1,000台湾ドル、1日の支払い額上限は3,000台湾ドルです。最終的には、コンビニでお土産屋やタオルなどを買って、どうにか使い切りました。

台湾グルメpart1

到着当日、天気は曇りで、結果的には雨は降らなかったのですが、山歩きの途中で雨が降ってくるのも嫌なので、先ずは、MRT忠孝復興駅の近くにある、台北に来た時には必ず訪問している<四海木須麵>というお店に空港から直行。

<四海木須麵>

今回が三度目の訪問で、今回のお品書きは<木須炒麺><三杯鷄炒飯><蛤仔湯><肉捲>と台湾ビールで、合計500台湾ドル(約2,200円)で一人当たり250台湾ドルで満腹です。

三杯鷄炒飯は、写真が上手く取れてなかったので、注文品が勢ぞろいした画像の左端におります。で、窓際のカウンター席で最初に鎮座した台湾ビールですが、何故かグラスではなく紙製の器で飲むようです。飲めない私も一口だけいただきましたが、あまり冷えてないです。台湾基準かな?

木須炒麺は、お店のお薦め品で今回初めて頼みましたが、画像をご覧のように相当な太麺です。でも味はしっかりしていて美味しかったですよ。三杯鷄炒飯も今回初の注文だと思いますが、それなりに美味しいです。蛤仔湯は安心安定の味でリーピートです。で、肉捲も初めて頼みましたが、これは美味です。次回も来る機会があれば必ず頼むでしょうね。

満腹になりながらも、帰り際にスタッフが食べていた大皿に大盛で乗っていた賄いの唐揚げを、食べてもいいよと言うアイコンタクトで1個いただきましたが、これも美味しかったです。

<尚大娘水煎包>

店を出て、右に行けば忠孝復興の駅ですが、行ったことのない左方向へ探索に行きました。駅からこの店に来るまでも飲食店が数件並んでますが、この四海木須麵が一番小綺麗です。左に進んでいっても飲食店が数件あり、その先には今は閉鎖された<忠孝市場>があり、周辺には古くからありそうなお店が並んでます。そのうち1件気になるお店があり、肉まんのようなものを売っているお店です。お腹は満たされてるのに、安いし美味しそうなので思わず1個購入。私は<素菜包>を購入。1個17台湾ドルです。お店の名前は<尚大娘水煎包>。一口食べた画像です。

この後、暫く周辺を散策した後、忠孝復興駅に戻り、忠孝新生駅で乗り換えて行天宮駅へ移動しました。

行天宮

友人は今回が初めてで、私は初台湾旅行に来た2013年以来10年ぶりの訪問です。周辺のお店は明らかに一店舗は記憶にあるお店とは変わってましたが(リニューアルしただけかも知れませんが)、地下の占い横丁はまだあるようです。

お祈りの作法は日本とは違いますが、龍山寺などと同じで、縁台のようなところで膝をつけて両手をついて拝みます。おみくじも引けますが、手順が大変で、先ずは三日月状の木片を投げて表裏が出たらOKで、表表、裏裏だと表裏が出るまで投げます。無事に表裏が出たら今度は数字の書かれた棒を引き、その数字のお札を貰いに行きます。今回はやってません。

この後、ぶらぶら街歩きをしながら寧夏夜市へ向かうはずが、相当進んでから反対方向に歩ていたことに気づきました。もうちょっと進めば、松山空港です。歩き疲れたので、台北駅に戻り、ホテルにチェックインすることにしました。最寄り駅は松山空港駅と中山國中駅の間ぐらいですが、中山國中駅に出て忠孝復興駅で乗り換えて台北駅に戻りました。

チェックイン後しばらく休息を取り、MRTで雙連駅に出て寧夏夜市へ向かいました。

寧夏夜市

お昼を食べすぎたのでお腹はあまり減っていませんが、夜市の雰囲気を楽しみながらブラブラと歩いていたら、前回台湾に来た時に士林夜市で食べた<王子起士馬鈴薯>の看板を発見。士林夜市は店舗ですが、ここは屋台ですが、同じものが食べれそうなので思わず購入。

<王子起士馬鈴薯>

1番のお薦めトッピング(90台湾ドル)を選んで、屋台の裏で立ち食いです。内容は、ジャガイモポテトをベースにスモークハム、スモークチキン、ベーコン、シーチキン、ゆで卵、パイナップル、ブロッコリー、コーンが入って、最後に熱々とろとろのチーズをかけたものです。これで、お腹はいっぱいになります。

この他にも似たような店名の似たようなメニューが置いてある屋台が2~3店ありました。

この後、台北駅方向にぶらぶら歩き、夜市の出店が並んでる最後のあたりにアイス屋を発見。もう、固形物は食べれそうにないので、食後のデザートとしてマンゴーアイスかき氷を頼みました。

<潮社>

マンゴースノーシャーベットが正式名称だったかな?値段は確か200台湾ドルだったと思うのですが定かではありません。マンゴーのシャーベットにマンゴー果実が入り、最後にマンゴーアイスがトッピングされたもので二人で食べてジャストサイズです。

この後、疲れた身体を癒すために、前回訪れた片言だが日本語の喋れる気のいいオーナーがいる足裏マッサージの店に突入するはずが、同じところをぐるぐる回っても、どこを探しても見つかりません。足裏マッサージの店が何店舗もあったような気がするが、減っているようにも感じます。コロナで観光客が減り、経営が成り立たなくなって店を止めてしまったようです。何度も同じようなところをぐるぐる歩いてさらに疲れが倍増。諦めて別の店に行きましたが、友人の担当したマッサージ師は体格もあり力強そうだったのですが、友人は痛さにやせ我慢をするも、終わってから不満爆発でした。

満足に夕食は取っていないのですが、屋台でお腹は膨らんでるし、店に入ってもそれほど食べれそうにないので、ホテル近くのコンビニでおにぎりを買って帰り、1日目は終わりました。

2日目(5月24日)も朝から曇り空です。朝食をとるために、ホテル裏にたくさんある朝食用に開いているお店へ向かい、美味しい珈琲とサンドイッチを売ってる店があったのですが、あるべきところに店はなく、看板も見当たりません。ここもコロナの影響で店を閉めたのかも知れません。

諦めて、昨日食べた肉まんと同じものが売っているお店があり、そこで、肉まんとニラまんを買い、コンビニで珈琲を買ってホテルに戻って部屋での朝食です。

<烏来瀑布>行きは取りやめて次回訪台時のお楽しみにして、<象山自然歩道>へ行きました。こちらに来たのも、この時点では使えるお店として、市政府駅近くの<統一時代百貨>でiPASSが使えるお店になっていたからですが、冒頭でも書きましたが、結果的には使えませんでした。

象山自然歩道

台北駅から約20分弱で象山駅に到着。象山駅2番出口を出ると、目の前は象山公園になっています。反対方向には<台北101>がそびえ立っています。

駅を出て、10分弱で象山自然歩道の入り口に到着しましたが、駅から象山公園の横を通り、公園が終わったあたりから上り坂が続き、自然歩道入口に辿り着きます。

いきなり急な階段からスタートです。途中で山道に変わるのかと思って登り始まましたが、最後まで階段でした。標高は僅か184mですが、象山峯までの距離は540mですので、計算上平均斜度は34度ほどあります。

ひたすら階段を黙々と登っていくと分かれ道が出てきますが、象山峯は右手です。汗を滴らせて降りてくる人もいますし、地元の人でしょうが登り慣れてる感じで淡々と上がって行く人もいます。

途中に撮影スポットも出てきますが、取りあえず上を目指して登り続けると、六巨石と呼ばれる6つの巨岩が現れます。

まだまだ登りは続きますが、登り始めて約30分ちょっとで象山峯に到着しました。

ここで、みんな写真撮影するのですが、先客の3組の50代くらいの夫婦が、写真の撮り合いをしててなかなか場所を空けようとしません。後から登ってきた若い子たちも順番待ちです。業を煮やして、私は撮影し合ってる後方まで進んでいくと、しばらくして漸く立ち退いていきました。

ここから先にも階段は続きますが、これ以上は先に進まずに下山しました。帰りは公園内を散策しながらでしたが、途中で太極拳をしているグループがあり、師範と思われる人物と師範代のような人は体幹が抜群でどんな動きをしても、飛び上がり片足で着地しても全くブレがありません。生徒も経験の差でしょうが、多少ブレのある人もいますが、師範も入れて8人だったと思いますが、あのゆったりとした動きで身体がぶれないのを見て、改めて太極拳恐るべしです。激しい運動でなく体幹や呼吸法を鍛えるにはもってこいかも知れません。15分ほど見とれてました。

このあと、台北101のフードコートに立ち寄りコーヒーを飲みましたが、使えることになっているモスバーガーでもiPASSは使えませんでした。

市政府駅の近くまで来ると、街中のあちこちで見かけるシェアバイクのレンタル場所がありましたが、今回見かけた中では一番大きかったです。とにかく、街中で走っている自転車の8割から9割はこの黄色のシェアバイクです。日本でも都市部で見かけますが、ここまでの利用者はいないし、借りれる場所は少ないですね。

不安を抱えながら、<統一時代百貨>へ行きましたが、店内では使えず、インフォメーションで確認したら、ここでは使えないとのつれない返事。全部片言英語とジェスチャーですがね。

あきらめて、近くにある<國父紀念館>へ徒歩移動する前に、間違いなく使えるコンビニに立ち寄り、iPASS消費のために生活雑貨購入で、友人分も含めてタオル2枚(メイドイン台湾)、Tシャツ(メイドイン台湾)、髭剃り後に使えそうなミルキーローション(ロート製薬)、防水カットバン(日本製)などを購入したら約1300台湾ドルの購入で、1回の支払い上限が1,000台湾ドルのリミットにひっかかり、精算できなかったんですが、2人のスタッフがいたのですが、運よく日本語のできる子と、もう一人はiPASSの利用法に長けた子で、2回に分けてレジを通してくれて無事に買うことができました。

國父紀念館

友人は<國父紀念館>には来ていなかったと思ったのですが、中に入って中央に孫文が鎮座し、両脇にピクリとも動かない衛兵が立っている姿を見て、前に来たと言ってました。私もそうだと思いましたが、今回は衛兵交代式を見ずに、前回は見ていない資料館を見て回りました。

この後、昼食を摂るために、飲食店がありそうな<復興市場>方面に向かいましたが、市場は市場で、飲食できそうなお店はあったのかも知れませんが、見つからずに大通り(光復南路)まで出て、MRT路線がある方向へ歩き始めてすぐに人の出入りがあるお店を見つけました。店内を覗くと繁盛店のようです。表にあるメニュー看板を見ると小籠包が人気の店のようです。他にもメニューは豊富のあるので迷わずに店内へ。

台湾グルメpart2

<北大行>

お店に入ったのは13時頃でしたが、地元の人で賑わってます。メニュー(写真付き)を見ていたら、お茶と小皿に入った生姜を持ってきましたが、その時に日本人だと分かったのでしょう。すぐに日本語のメニューを持ってきてくれました。<北大行>という名前のお店です。後で調べると、地元にも愛されている人気のお店でした。よく考えると直ぐに入れて良かったなと言う感じです。一人で来て昼食を食べに来てる人のほとんどは小籠包を頼んでいました。

頼んだメニューは、<炸醤麺(ジャージャー麵)><肉絲蛋炒飯(豚肉の卵チャーハン)><川味牛肉湯(牛肉スープ醤油味)><小籠包(10個入)>の四品。どれもこれも納得の美味しさ。場所的には、MRT板南線の國父紀念館駅、MRT淡水信義線の信義安和駅か台北101/世貿駅からほぼ同じくらいの距離にあるので、この店に行く前にどこを観光するかで決まってくると思います。

さて、運ばれてきた料理たちです。合わせて600台湾ドルですから、日本円では一人当たり1,300円くらいですね。

お店を出て、MRT信義安和駅まで街歩きです。まだ14時前ですが、昨日は27,000歩ほど歩いているし、今日は朝から山登りをしているので、疲れをとるために一旦ホテルに戻ることになりました。ホテルに戻る前に、iPASS消費のためにホテル近くのコンビニに入ったら、お土産物も置いてあるのでお土産を買うことにしましたが、1回の支払い制限があるので、先ずは友人が精算して、次に私が精算しましたがエラー表示。そうなんです、ここでもう一つの落とし穴1日の支払い制限3,000台湾ドルを超えてしまうのです。仕方なく、一部をあきらめて明日買うことにしました。有効期限の制限がなければ、次回まで残しておけるのですが、今回キャンペーンで当たった分は90日しか有効期限がりませんので、せっかく当たったのだから使い切らないと無駄になってしまいます。

ホテルの部屋に戻ったのは15時半頃だったと思いますが、1時間半ほど休憩して、どこの夜市に出かけるか考えましたが、駅から直ぐのところにある<士林夜市>になってしまいました。

士林夜市

最寄駅の劍潭駅を出て、士林夜市一帯をウロウロしていると、今までも通ったことある道だと思うのですが、<士林慈誠宮>とういう道教のお寺を見つけました。

<士林慈誠宮>

後付けのデータですが、航海・漁業の神である媽祖を祀ったお宮です。赤い提灯が印象的なお寺です。

この日もお昼を食べすぎてお腹いっぱいなので、がっつり食べる気はないのでお店に入るよりは屋台の軽めのものを探していましたが、TVで紹介されたような店は、まだ早い時間帯なのに数人が並んでいます。そのうちパラパラと雨が降り出してきたので一時雨宿り。小雨になったので街歩き再開ですが、最終的に、去年も食べたし、何なら昨日も寧夏夜市で食べた<王子起士馬鈴薯>へ行くことになりました。

<王子起士馬鈴薯>

ここは、店内と言うより半地下になったところでイートインできるので、また雨脚が強くなっても大丈夫です。<王子起士馬鈴薯>はここがメインだと思うのですが、士林夜市内にもう1店舗屋台がありました。

じゃがいもとチーズでお腹は満たされ、真っすぐホテルに帰りました。明日は、桃園空港09:15発のPeach MM022便で帰るので早めに寝てホテルを出る予定です。

最終日も5時ごろには目覚めて、コンビニに朝食とお土産の買い出しに出ました。ホテルで朝食を食べて6:45台北駅発の空港MRTに乗るために、6:20頃にチェックアウトをして空港MRT台北駅に向かいましたが、電車は満席で立っている人もチラホラいましたが、優先席が空いていたので座らせてもらいました。

空港で水を買うつもりでしたが、自販機が何台かあるのですが、水は全て売り切れでお茶も売り切れ、残っているのは炭酸系飲料だけです。水を探し求めて、ウロウロしてようやく飲食店の一角で販売している水を発見しましたが、自販機の水より3.5倍の値段です。でも、仕方なく買い求めました。

ほぼ、定刻に飛び立ち、関空にも日本時間13:00頃に定刻で到着しました。今回は、正味1日半ぐらいの滞在でしたが、美味しいお店も1軒見つけたし、それなりに満足できる旅でした。

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